年末年始、読書とは無縁で過ごして来ましたが、先週くらいから友人がくれたお別れメッセージを挟んだ文庫本を少しずつ読んでいます。
滋味あふれる紀行で血湧き肉躍る系でも、単刀直入な実用系でもなく、丁寧に読みたい本なのです。
ですが、スタミナ切れを起こし、頭がふだんよりさらに回らない時間帯に手を取ると睡眠導入剤になってしまうこともしばしば。
イタリアの中世の遺構のカラー写真も少しずつ楽しんでいます。
そんな状態なので、図書館に行くのはまだ早い!と思っていたのに、ついついフラフラと最寄りの図書館に足が向いてしまいました。
感じの良い館員さんで直ぐに新規登録をしてくださいました。
が、ですねぇ……
すごく正直に言うと、いつも財政難を訴え公立中学校の給食は私が子ども時代からずーっと実現しないで来た横浜市に比べ、東京はお金持ちだからさぞかし立派だろうと思っていたのに意外なことに、古色蒼然とした施設だったのです。
書店、図書館に行くとトイレに行きたくなると言うジンクスがありますが、私はまさにそのタイプ。
尾籠な話で恐縮ですが、お通じが悪かった一時期、本がたくさんある場所に行くと効果てきめんでありました。f^_^;
で、早速本を借りるより先にお手洗いを拝借してビックリ!(◎_◎;)
な、なんと今どき和式のトイレなのです。1箇所洋式があったっぽいですが、財政難を訴えてる横浜市の図書館や図書コーナーのある地区センターでも和式トイレを洋式に直したり、洋式を増やしたりしているのに。
しかも、閲覧コーナーにいるのは見事にシニアが多いのに、です。
尤もシニアは和式利用歴が長いので、足腰が動くなら何とか対応出来るのかも知れませんが、予想外でした。
書庫と書いてあるので、入っちゃいけないのかと思ったコーナーが一般で言う図書室でして、中にいるとプレハブの倉庫みたいな感じです。
何と申しますか、予算がないので現状維持が精一杯の老朽化した博物館や美術館と同じようなにおいがする建物でありました。
東京でも高齢者世帯がいちばん多いらしいエリアなので、高齢者医療や福祉が優先され、図書館にお金をかける余裕がないのかしら?
東京は貧乏を標ぼうしている横浜とは比べものにならないお金持ちで施設はピッカピカだろうと思い込んでいたので、ビックリはしましたが、歩いて通える距離に図書館があるのは嬉しいです。
下見だけだよーと思っていたけど、結局and早速借りちゃいました。
片づけが煮詰まってるので自分のお尻叩く系の本と、あとは目の保養の気軽に見られるパラパラブックです。
梅の花の開花が進んで来ています。