今日も細々と片づけをしています。

  引っ越しが迫って来たら、とにかく箱に詰め込むが最優先になって、何が入っているのか分からない状態でした。

  そして、今頃になって「え、こんなのがあったの?」という古い古いノートがどっさり出て来ました。

  一番古いものでは今を去る事50年以上前のもので、紙の劣化が甚だしいし、古い紙独特のにおいがします(図書館の本が今みたいにきれいじゃなかった時代の書庫の本みたいな・・・ブックオフ出現以前の古書店の本みたいな・・・)。
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  開いて見たら、赤面もの。

  やたら甘ったるい事を書いているか、やたら自己憐憫にひたるくら〜い文章か、時々いやに理屈っぽい事を書いている事もありますが、1冊のノートにいろいろなテイストが詰まっていたりします。

  時間がたっぷりあったら、赤面しつつ読み直すところですが、のんびり読み返そうなんて思ったら、ず〜っと片づかない。

  そして、これが大事なところですが、今の私の年齢ではいつ何がどうなるか分からない。その時に残されたノートを家族に読まれていいかというと・・・

  絶対にいやだ〜!

  恥ずかしすぎます。

  特に家人BとCにはぜ〜ったい見せたくない、見られたくない。

  日本の母はおおむね女性を発揮しない生き物で、私の場合さらに女性イメージがないもので、こんなものを読まれたらドン引きされそう。  

  もし私が40代、せめても50代前半くらいだったら取っておいて後で読むという選択肢もあったかも知れませんが、処分しないうちに時間切れになる事だけは防ぎたい。

  という事で、数日前から合間を見てはシュレダーに仕事をして貰っています。

  時を経て黄変した紙が細かにちぎれた状態でたくさんポリ袋に溜まります。

  そして思いました。

  ネットという場があってありがたいなぁと。

  自分が若い頃から異様に筆まめなのを改めて思い知らされたノートや紙の束ですが、ホームページやブログがなかったら、未だにノートにくちゃくちゃと書き続けているかも知れません。

  ホームページやブログは自分以外の方にご覧いただくのでこれでも多少は配慮して書いているのですが、自分しか見ないノートのドロドロ具合ったらありゃしない。

  惜しいという気持ちがないと言えばうそになりますが、そもそも箱にしまい込んで劣化するがままだったという事で、これを放置しておくとパンドラの箱になる事でしょう。

 やっちまえ!というノリがあるうちに、見られたくないものは片づけちゃいましょう!💪

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