昨年の今日、近所の友だちと観梅ウォーキングをして、その後コミュニティカフェでランチして、楽しいねと言いつつ帰宅したら、ロシアのウクライナ侵攻が始まっていたのでした。

  なるべく早く平和裏に収束する事を祈っていたのですが、最近はますます剣呑な事態になっているようで心配です。

  欧米の、かつて西側と呼ばれていた諸国や日本では、ロシアが一方的な悪者として報じられていますが、ロシアの人たちも好戦的な人ばかりではないですし、心を痛めている人も少なからずいる事と思います。

  来年の今ごろは、戦禍が過去の話になっていると良いのですが・・・。

  戦争をして儲かる人たち(自分は武器を売ったり、安全な場所から指示を出したりするだけで、戦闘や汚れ仕事は他人にやらせる人たち)はウハウハなのでしょうけれど、庶民にとってはひとつもいい事がないのが戦争です。

  最近、原爆投下後の広島を描いた名作「はだしのゲン」を時代にそぐわないと、よりによって広島市教育委員会が平和教育の小学生向け教材から削除する方針を決めたと報じられて驚きました。

  確かにショッキングな描写もある作品ではありますが、きれいごとにしてしまってはいけないのが戦争。

 リアルタイムで戦時体験をされた方々はごく少数となっている現在だからこそ、当時の状況を生々しく描いた作品を忌避するのはいかがなものかと思います。

  世界のあちこちで覇権主義が頭をもたげている感がする現状ですが、日本も防衛費増額する、そのために増税と言いますが・・・国民がドンドン貧しくなっている中、その方向性で良いのだろうかと疑問に思います。

  暮らし向きが苦しい人が増えると、好戦的な雰囲気がまん延していくのは歴史が語るとおり。

  物価高騰、平成以降、可処分所得が全然増えないどころか減っていて、もはや江戸時代の年貢状態の税や社会保障費の搾り取られで(しかもここにNHK受信料まで入れば(;´Д`A ```)庶民の暮らしが厳しくなっている中、さらに多額の税を費やすよりも、外国の組織や人びとがインフラや不動産をたやすく買えてしまう事を制限した方がいいのではないかと思うのですが。

  祖母や母から聞いた「戦前」の雰囲気に近づいているようで心配です。

 以下、財務省の公式サイトからです。

 租税負担率と社会保障負担率を合計した国民負担率について、令和5年度の見通しを推計しましたので、公表します。


 令和5年度の国民負担率は、46.8%となる見通しです(詳細は資料参照)。
令和3年度(実績) 令和4年度(実績見込み) 令和5年度(見通し)
   48.1%        47.5%          46.8%


 国民負担に財政赤字を加えた潜在的な国民負担率は、53.9%となる見通しです。
令和3年度(実績) 令和4年度(実績見込み) 令和5年度(見通し)
   57.4%        61.1%         53.9%


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