昨日、借りて来た本のうち2冊を読み終えました。
一冊はこちら。
一冊はこちら。
タイトルに「地獄」がつくのです。
先日の森永卓郎さんの「長生き地獄」と言い、最近は「地獄」がブームなんでしょうかねぇ。人目を引くためとはいえ、何ともおどろおどろしい事です。
最近、ネット上で福井県某地域の移住者向けの七か条が炎上というニュースを見ましたが、私などはよく公表しましたねと思う方です。
この本では移住推進のために良い事ばかり言うけれど、実態は全然違う事が多いと警鐘を鳴らしている訳で、福井県の事例を読んで「地獄」と思う人は別荘として開発された地域がおススメとなります。
が、別荘として分譲されている場所でも、一部私有地が混ざっているととんでもない事が起こる可能性があると書かれています。
私有地を保有する別荘管理者とは別の組織がやりたい放題。管理費を払わない新別荘オーナーがただ乗りで分譲地のゴミ捨て場を利用したりというトラブルも増えているそうです。
そしてソーラーパネルがある日突然家の前に・・
何だか読んでいるうちに「これっておらが村さ?」と感じられてきました。
ウサギ山小屋があるのは別荘地ではありますが、もともとは地元の業者さんが分譲したもので、だからこそ我が家レベルでも入手できるお値段だったし、管理費も不要で一見良さそうですが、その分、ゴミ捨てや除雪などは自力が原則。そして、近隣には地元の方の土地があります。
そういう土地でのトラブルは寡聞ではありません。
公共道路だと思っていたら、一部に地主さんの土地が混ざっていて、通行料払えとか通してやらないと言うトラブル、かなり多いらしいです。
コロナ禍前に遊びに来た家人BがひまにあかせてGoogleマップで見つけたのが、我が家から直線距離にするとそう遠くない場所に林立するソーラーパネル群でした。大変だ!と言われて航空写真版を見てみたら、もともとはコンパクトな別荘分譲地だったようですが、建物の何倍もの面積のパネルがずらりと並んでいました。
航空写真だけで判断するのは早計かも知れませんが、画面から見る感じでは窓を開ければそこには緑の林の代わりにパネルという光景になっているのではないかと・・・
本書では「ここだけにしておいてほしい」本音が載っていましたが「移住にせよ別荘にせよ、大してお金を落としてくれない人の暮らしより、地元にお金が落ちる施設の方が大事」なようです。
本書で「同じような移住者との交友を求めたら、思いがけない政治活動に巻き込まれた」という事例も載っていて、恐らく中部横断自動車道の反対運動の事だと思います。
事前に役所できちんと問合せをしたのにもかかわらず、道路計画の事は何も知らせてもらえず家を建ててしまった方のブログを拝読したことがありますが、かなり周到に準備したつもりでも「来たりもの」には寝耳に水な事が起こるのが「田舎」なんだなぁと思います。
その他、男尊女卑の気風が強く、女性は表に立たせてもらえないとか・・・
還暦の時の同窓会がまさにそれでした。案内状には幹事として友人を含め女性の名前が何人も載っているのに、司会から挨拶から何から何まで表に出るのは男性ばかりなのには驚きました。
ちょっと生意気なのはクソ小比丘なんて呼ばれます(女性に対する蔑称)。
まぁ、家庭の中に入ってしまえば必ずしも女性が弱い立場とは言えないのですが、公式な場ではまず男性とかまず長老みたいなところのようです。そういう風にやっておかないと後が怖い・・・というのが「田舎」なんでしょうね。
・・・ってところで読んだもう一冊がこちら。(;´Д`A ```
日本の風土には根強く、男尊女卑、家父長制がはびこっていて、新憲法で表向きは平等という事なっているけれど、男性が家長で女性を支配し、指導してやろうと勘違いするケースがあまりに多いと弁護士である著者のお言葉であります。
そういう環境だと女性自身が「男なんて孫悟空だと思って、自分はお釈迦様になって掌でおどらせてやればいいのよ」とか「我慢すればきっといいことがある」などと諭す、著者曰く「毒バイス(=毒になるアドバイス)」をすることが多く、夫から妻へのモラハラはなかなか根絶しない・・・大変に身に覚えがあります。(;´Д`A ```
半ば強引かつ支離滅裂に結論に持って行きますが・・・
田舎から出て行った女性が戻らないのは、稼げる職場がないとか以前に、男尊女卑、長いものに巻かれろの風土が嫌というケースが多いが・・・しかし、出て行った先の都市部でだって、深く根を張ってるんだぞ〜、男尊女卑と家父長制。
都市部だと、それこそ外聞が悪いと(外聞を気にする時点で何なんですがね💦)、一見開けた対応をするようでいて、頭ん中は八つ墓村な人もかなりいますので、地獄は田舎にばかりあるんじゃないのよ!
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先日の森永卓郎さんの「長生き地獄」と言い、最近は「地獄」がブームなんでしょうかねぇ。人目を引くためとはいえ、何ともおどろおどろしい事です。
最近、ネット上で福井県某地域の移住者向けの七か条が炎上というニュースを見ましたが、私などはよく公表しましたねと思う方です。
この本では移住推進のために良い事ばかり言うけれど、実態は全然違う事が多いと警鐘を鳴らしている訳で、福井県の事例を読んで「地獄」と思う人は別荘として開発された地域がおススメとなります。
が、別荘として分譲されている場所でも、一部私有地が混ざっているととんでもない事が起こる可能性があると書かれています。
私有地を保有する別荘管理者とは別の組織がやりたい放題。管理費を払わない新別荘オーナーがただ乗りで分譲地のゴミ捨て場を利用したりというトラブルも増えているそうです。
そしてソーラーパネルがある日突然家の前に・・
何だか読んでいるうちに「これっておらが村さ?」と感じられてきました。
ウサギ山小屋があるのは別荘地ではありますが、もともとは地元の業者さんが分譲したもので、だからこそ我が家レベルでも入手できるお値段だったし、管理費も不要で一見良さそうですが、その分、ゴミ捨てや除雪などは自力が原則。そして、近隣には地元の方の土地があります。
そういう土地でのトラブルは寡聞ではありません。
公共道路だと思っていたら、一部に地主さんの土地が混ざっていて、通行料払えとか通してやらないと言うトラブル、かなり多いらしいです。
コロナ禍前に遊びに来た家人BがひまにあかせてGoogleマップで見つけたのが、我が家から直線距離にするとそう遠くない場所に林立するソーラーパネル群でした。大変だ!と言われて航空写真版を見てみたら、もともとはコンパクトな別荘分譲地だったようですが、建物の何倍もの面積のパネルがずらりと並んでいました。
航空写真だけで判断するのは早計かも知れませんが、画面から見る感じでは窓を開ければそこには緑の林の代わりにパネルという光景になっているのではないかと・・・
本書では「ここだけにしておいてほしい」本音が載っていましたが「移住にせよ別荘にせよ、大してお金を落としてくれない人の暮らしより、地元にお金が落ちる施設の方が大事」なようです。
本書で「同じような移住者との交友を求めたら、思いがけない政治活動に巻き込まれた」という事例も載っていて、恐らく中部横断自動車道の反対運動の事だと思います。
事前に役所できちんと問合せをしたのにもかかわらず、道路計画の事は何も知らせてもらえず家を建ててしまった方のブログを拝読したことがありますが、かなり周到に準備したつもりでも「来たりもの」には寝耳に水な事が起こるのが「田舎」なんだなぁと思います。
その他、男尊女卑の気風が強く、女性は表に立たせてもらえないとか・・・
還暦の時の同窓会がまさにそれでした。案内状には幹事として友人を含め女性の名前が何人も載っているのに、司会から挨拶から何から何まで表に出るのは男性ばかりなのには驚きました。
ちょっと生意気なのはクソ小比丘なんて呼ばれます(女性に対する蔑称)。
まぁ、家庭の中に入ってしまえば必ずしも女性が弱い立場とは言えないのですが、公式な場ではまず男性とかまず長老みたいなところのようです。そういう風にやっておかないと後が怖い・・・というのが「田舎」なんでしょうね。
・・・ってところで読んだもう一冊がこちら。(;´Д`A ```
日本の風土には根強く、男尊女卑、家父長制がはびこっていて、新憲法で表向きは平等という事なっているけれど、男性が家長で女性を支配し、指導してやろうと勘違いするケースがあまりに多いと弁護士である著者のお言葉であります。
そういう環境だと女性自身が「男なんて孫悟空だと思って、自分はお釈迦様になって掌でおどらせてやればいいのよ」とか「我慢すればきっといいことがある」などと諭す、著者曰く「毒バイス(=毒になるアドバイス)」をすることが多く、夫から妻へのモラハラはなかなか根絶しない・・・大変に身に覚えがあります。(;´Д`A ```
半ば強引かつ支離滅裂に結論に持って行きますが・・・
田舎から出て行った女性が戻らないのは、稼げる職場がないとか以前に、男尊女卑、長いものに巻かれろの風土が嫌というケースが多いが・・・しかし、出て行った先の都市部でだって、深く根を張ってるんだぞ〜、男尊女卑と家父長制。
都市部だと、それこそ外聞が悪いと(外聞を気にする時点で何なんですがね💦)、一見開けた対応をするようでいて、頭ん中は八つ墓村な人もかなりいますので、地獄は田舎にばかりあるんじゃないのよ!