昨日もおとといも、先おとといも夜は二階でフィギュアスケートの世界選手権大会のテレビ観戦していました。
 
  相変わらずペア競技は生放送してくれないので、りくりゅうの快挙の演技を見られていませんが、坂本選手、宇野選手、連覇おめでとうございます。かなだいこと、村元・高橋大輔さんのペアも最高順位おめでとうございます。

  日本での世界選手権大会は2014年の同じくさいたまスーパーアリーナでの開催以来ですが、その2014年、ひと晩だけとはいえ、チケットが手に入り現地観戦できたのは、大きな喜びでした。

 脱線ですけれど、当時の日記がこちら。


 が・・・もう長丁場の現地観戦はきつそうだなと思います。

 何しろトイレが近くなった。そして、ず〜っと同じ姿勢を続けていると腰痛とか肩こりとか、とにかく不調になるのです。

 アイスショーのように間に休憩を挟んでも2〜3時間レベルがやっとでしょうか。

 ちょうど予約を入れていたこの本が借りられるというお知らせのメールが来ました。

どっこい生きてる90歳 老~い、どん! 2
樋口 恵子
婦人之友社
2022-04-25


 著者の樋口恵子さんは老婆は1日にしてならずという名言(?)を生み出した方ですが、この他にも「老いるショック」「何かにつまずいて転ぶのが70代、立っているだけで倒れるのが90前後」 など、言いえて妙なフレーズを生み出されていて、頭の良さを感じさせる女性のトップランナーの大先輩です。

 その樋口さん、御年90を迎えられ頭のキレは変わっておられないようなのですが、体の方はそうは行かない。

 月に2度のパーソナルトレーナーによる指導があり、秘書やお手伝いをしてくださる方がいて、医師の娘さんもいる、と恵まれていても、確実に出来ないことが増えて行っている、今はヨタヘロ期なのだとおっしゃっています。

 毎日、体のどこかしらが痛い、もぐらたたきのように、こっちが大丈夫なら別のところから痛みが・・という日々を送られているご様子。

 偉大な先輩と比べるのもおこがましいけれど、昨年「高齢者」の仲間入りしたばかりな私ですが、毎日、どこかしら痛いです。

 厳密に言うと、何かに夢中になっていたり、楽しい事があると忘れられるのですが、寝る前、寝起き、あまり楽しくない状況だと、ちびちび痛む場所があります。

 腰だったり、腕の付け根だったり、指の関節だったり、足裏だったり・・・しばしば未明の寝床ではこむら返りにうめき、みぞおちが痛くなったりするし、トイレは近い、食べたものによってガスは溜まる・・・

 要するに若い頃なら1か月に指折り数えるほどあるかないかだったように思われる事象が毎日おこるのであります(実は若い頃も胃痛やら、肩こりが毎日抜けない時期もありましたが、だいたいはストレスが原因だったと記憶しています)。

  朝寝床で首が回らん、体の右側が痛い、起きられるであろうかと思いつつ、6時10分には起き出して、パソコンを立ちあげてNHK+のテレビ体操の準備をしつつ、トイレを済ませたり、着替えたり、体重体脂肪計での計測をしたりします。

  テレビ体操の10分でだいぶ体がほぐれて、更に5分のラジオ体操第二を足すと、体がほぐれたように思われ、起き抜けに感じた痛みも和らぎ、次いでシャンとした気分になります。

 いかにも勤勉そうですが、この過程がないと、最近はなかなか家事に取り掛かれないのであります。

  温泉にとっぷり浸かるとか、アロママッサージをたっぷりしてもらったりして、上げ膳据え膳だったら、痛みという痛みが体から去るのでは?という想像をしていますが、樋口さんの本を読む限り、それはほぼ夢みたいなものらしいです。

  この本ではかなり包み隠さず老いの坂道を描いていて、ある日突然和式トイレで立ち上がれなくなったエピソードはなかなか衝撃的でした。

  子ども時代は和式トイレが主流で、洋式トイレは誰が座ったかわからなくて不潔かもと避けていた時期もあった世代ですから、公共の場のトイレで和式トイレが使えない若い方や、ご高齢の方に順番を譲られるとホイホイと先に入らせていただいていますが、これが出来なくなる日・・・・私にも訪れるのでしょうね。

  遅かれ早かれ、生きているかぎり、必ず行かなくちゃいけないあの場所へ、ゆっくり穏やかに下れるようにと、7秒筋トレや、信号待ちのかかと落とし、朝の体操などなど頑張り過ぎず頑張ります。

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