それはテレビ体操のメンバーの中にごひいきさんがいるからです。

　人間って不思議ですね。全くその人やモノの本質を知らなくても、生理的な好悪が出てしまう。

　ウサギ山小屋の草いじりで温存してしまう草と容赦なく引っこ抜いたり切ってしまう草木も、特定外来種だからまずいとか、はびこってしまうので困るというような明確な理由がない場合は、生理的な好悪がより分けの理由です。

　以前何かで見たのですが、とお〜いご先祖様がそのものに害された記憶があるので、命を守るために、例え実害がなくても姿かたちを見た時にヘビ状のものは嫌だとか、見た目の好悪で判断してしまうんだとか。

　意図的な差別とは違って、自分の中から湧いて出る感情なので始末に悪い面もありますし、本質とは別物なんだから、差別につなげてはいけないとは思いますが・・・さりとて、止めるのも不自然。

　テレビ体操のメンバーさんは皆さんさわやかで良さそうな方たちばかりですが、その中でもとりわけ女性だと吉江さん、男性だと石川さんがごひいきであります。

　　吉江さんがいいなと思うのは、いつもにこやかで楽しそうなところ。そして、細身ではないしっかりした体躯がいいなぁと思うからです。ガリっとして貧相に見えるせいか、時たま街中でのいやがらせの標的になりがちな身としては、吉江さんみたいな体格なら相手からなめられないだろうし、すぐに疲れたりしないよなぁと憧れでもあるのです。

　ただし、運動きらいな自分が吉江さんと同じ体格になったら、おそらくタプタプのぶかぶかになる事は必至なので、あくまでも憧れです。

　そして石川さん・・・理由はかんたん。よ〜く見たら全然違うし、ご本人たちも否定されるとは思いますが、この冬、初めてテレビでご尊顔を拝した時に「あ、小塚さんに似てる」と思ったからです。

　ヘビや虫が嫌いの逆で、大好きな人や親近感がある人に似ていると第一印象が良いというアレです。

　テレビ体操は毎朝、微妙にメンバー交代があります。なので、毎朝このお二人の顔が見られるわけではないですが、お二人が出てくるとラッキーって気持ちになって、それはそれでちょびっと幸せな朝を迎えられるわけです（他の方たちだってすてきですよ）。

　さて・・・この過去の記憶によって好悪が決まるという説に従うと・・・

　来世の私は家人Ａの容貌に似ている人物に出会ったときはどんな反応をするのでしょうか・・・(￣▽￣;)　　　　　（とお〜い子孫がと言いたいところですが、どうやら難しそうなので、来世の自分にしときます(^-^;）

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