梅雨入り前の貴重なお天気です。

 何で晴天続きの時期に頼まずに今頃言ってくるのさ状態ですが、家人A、急にシーツだ布団カバーだと洗濯の依頼をして来ます。

  先日のUNIQLOパンツみたいにこんなに汚れる前に出せよ💢と言いたくなるものもございます。
  雑な言い方すればボタン一つで洗える時代になったのに、自分でやらず人にやってもらう負い目なんですかねぇ。

 シーツや布団カバーみたいな大物はその可能性は高そうですが、衣類については何日も着続けた方が肌なじみが良く着心地がいいからなのかも?

 特にデニムとかカツラギなどの厚地は洗い立てより何回も着た方がやわらかになりますし。

  これも本人にとっては同じ理由なんでしょうかねぇ。

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  今日洗ったTシャツ。さすがに何日も着続けてはいませんが、この肩口の穴どうよ。

  それに色褪せも相当なものです。

  前の住まいの頃から、いやもう何年間か、おりに触れて『この服いい加減資源回収に出したら』と言い続けて来たのですが、その都度何たらかんたら言ってやんわりと拒否されて来ました。

  これを着て外を出歩いたら、もう汚いおじいさんそのものです。

  道を歩いていると時々汚いおじいさんを見かけます。汚いおばあさんも皆無ではないですがかなりレア。

  かくいう私の父も晩年は汚いおじいさんに限りなく近づいていました。

  加齢により認知機能が衰えたり、ある種の発達障害など、脳の機能に不調があると、自分のやり方を固守し変化を受け入れられないと言いますが、父がまさにそんな感じでした。

  妻に先立たれた独居老人で、若い頃から家事自立度が最底辺でしたから、洗濯して着替えるのがやっと。服がどんどんみすぼらしくなっても新しいのを受け付けてくれません。

  ジャケットがあまりにボロと見るに見かねてみなとみらいのL.L.ビーンのお店に頼み込んでジャケットを送って貰った時も手付かずなまんまでした(ネット通販の普及以前の話ですが)。

  杖を嫌がり道をよろよろ歩いている姿は我が父ながら汚いおじいさん近似値でしたが、当時はまだ世間が今ほどギスギスしていなかったし、父は地域の役員をした事もあり、ご近所さんがそれとなく見守ってくれていたようで助かりました。

 今はあの頃に比べて、コロナ禍もあり、一般の衛生観念が厳しくなっています。そして家人Aは今の住まいのごくわずかな範囲しかお付き合いがないですし、そのご近所さんも上の世代だったりします。

  いやな考え方だとは思いますが、見た目汚いおじいさんであることで不測の事態になっても助けてもらえないリスクは格段に上がっていると思うのです。

  ってなことを言ってみても、相変わらずボロを手放さない家人A。

  あんたは毛布を抱える幼児かよ!

(※ブランケット症候群: ブランケット症候群の定義は「特定のアイテム(いちばん多くみられるのが毛布やぬいぐるみなど布系のもの)を持つことで、精神的な安心感を保っている状態」ー社会福祉法人恩賜財団済生会さんのサイトからお借りしました🙏)

  乾いたらまた言ってみますけど、ビリビリに裂けるまで待つしかないんですかねぇ😮‍💨

 
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