ひと月ぶり、正確に言えばもっと間が空いていますが、ウサギ山小屋にやって来ました。
山行きの予定を立てた頃には雨降り覚悟でしたが、梅雨の中休みがまだ続いています。
ウサギ山小屋で雨に降られると草いじりが出来なくなってしまうので、滞在中は降らない日があると助かります。
それにつけてもしばらくのご無沙汰後、やって来ると様相がまるで変わってしまうのが庭。
北側のお隣さんとのさかい目など、モシャモシャで密林状態です。
タラノキが巨大化していて、一部根っこから掘り返されたようなのもありました。
ムムムム、山菜どろぼう?と一瞬思ってみたものの、枯れたタラノキの横たわり具合を見るとどろぼうではなさそう。
では誰が? 掘り返された根っこがずいぶん短くて根が浅いんだなぁ、だから巨木にはならないんだなと思いましたが、たぶん動物では?
猪のお好みとは思えないし、猪ならもっと痕跡を残す筈なのでシカではないかと思いましたが、はてさて?
駐車場はスミレを残して他の草はかなり除去したつもりがちまちまとイネ科と思しき芽がたっぷり並んでいて先が思いやられます😥
今年もザワザワ生えているのがオダマキ。園芸種と違い、花弁はうつむき加減で控えめそうなのにボリュームはすごい!
車の下敷きになろうと何のそのって言う感じです。
鹿に倒されたっぽいタラノキのそばで発見!
朝ドラの見過ぎでついついバイカオウレンとか言いたくなりますが、iPhone用のハナノナと言うアプリではトンチンカンな名称が出て来たので、検索で出て来たこちらのサイトで調べてみました。
フォントが小さいので老眼スマホには辛いですが、わかりました。
イチヤクソウです。山野草図鑑と見比べても間違いなさそうです。
見たことありげなこれは?
再びハナノナで調べるとスイカズラでした。山野草図鑑にはなくてwebで写真を探して見たら、今度は間違いなさそう。
先月はグラウンドカバーは青い花を咲かせるホタルカズラでしたが、今月は断然これだ!
ドクダミちゃんずですよ〜。
斜め前のお隣さんの先代がお元気な時に分けていただいた吾亦紅とドクダミ。
吾亦紅は一株からほとんど増えないのに、ドクダミの生命力は強い!
朝ドラで万太郎さんも言ってましたけど、ドクダミは存外かわいいです。
強烈なにおいも十薬と言うくらいで薬効があると思えばありがたや〜。
そして、今までは我が家のドクダミは十字状花弁の普通の花ばかりだと信じてましたが、今年は変わり種が多いです。
変異して、八重とかよりラブリーなのにならないかな?
ホタルカズラに押しやられていると思っていたミントもなかなか頑張り出しました。
以上はウサギ山小屋の建物の周囲でして、建物から離れたところのワイルドさったらありゃあしません。
この前は楽々通れたところは枝が張り出し、足元の草も丈高く……
樹木部門で偏愛しているカエデたちも思いのほか元気に育っていました。
理想は香嵐渓なんですが……
お隣さんの庭では美しく紅葉するカエデを分けていただいたのに、青紅葉なまんま枯れていくみたいな我が家の土壌です😓
兎にも角にも、今年もまた本格的な草刈りバトルの季節となりました。