今日は朝からしっかり雨降りになり、陽が差さずかなり寒いです。

  持ってきたウールのカーディガンだけじゃ足らず、携帯用カーディガンまで重ねて羽織り、挙げ句の果てに布団にくるまり、そのまま寝てしまう始末でした。

  なので、地元の友人が立ち寄り湯に連れて行ってくれると言うので大喜びでした。

 せっかく来たしたくさんあったまろうと、霧が出てちょっと水墨画っぼくなっている温泉の窓からの景色を見つつ、友と語らいつい長湯になりました。

 いつもなら楽しむ露天風呂もあずまや風なところに到達する前にずぶ濡れになりそうな降り具合で利用しませんでした。

 これ以上の長湯は危ないなと思い、友人よりちょっとだけ早めに切り上げたのですが、脱衣室の洗面化粧台でドライヤーを使っている間に少しクラッと来たので、木のベンチに腰掛け休もうと移動しました。

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 が、次の瞬間、係の方や友人が駆け寄って大丈夫ですか?とタオルやお水を持ってきてくださいました。

 あー、またやっちまった。

 コロナ禍前にいつもは混んでいる小淵沢の延命の湯が空いてると、その時は露天風呂が使えましたが、かなり長風呂の後、やはり脱衣所まで辿り着いてクラッとしてご迷惑をおかけしたことがありました。

  そうはなるまいと思ったのですが、あの頃より体重が減った分、湯あたりも早く来たようで、目撃した友人によると顔から落ちたそうで、メガネのレンズが外れましたが、すぐに戻せました。

  係の人2人が脚を持ち上げてくださったり、首を冷やしてくださったり、ストローをさした冷水を渡してくださったり、本当にご心配をおかけしました(本来なら有償貸し出しのタオルをたくさんお持ちくださいました)。

  友人は実は介護のプロ、なので落ち着いてゆっくり回復まで付き合ってくれました。

  どうも耳の調子が今ひとつ(私は耳詰まりしやすい)さらに温泉の水圧でお腹に来ちゃったのがあるようです。

  おまけに首筋から肩が張っていて、それも湯あたりに関係していたようで、手をやってもんでいたら友人がずっとさすってくれまして、その気持ちいいこと!

  お腹をこわすと母がさすってくれたのを思い出しました。もう長いこと忘れていた感覚でした。

  しかも、様子をご覧になった見ず知らずの方が手持ち未開封の生薬入り湿布を友人に渡してくださいまして、もう皆さんのご親切には感謝しかありません。


 これの5枚入りバージョンでした。登山等される方でしょうか。

  他の方々も邪魔な場所に転がってしまったのに一つもイヤな顔をせずご心配いただき本当にありがたかったです。

  友人が湿布を両肩に貼ってくれたらとても楽になりました。くださった方には辛くもご挨拶は出来ましたが、係の方は交代時間になられたのかお顔が見えず、お礼を申しあげられなかったのが残念でした。

 先月の箱根では何ともなかったので油断してしまいましたが大反省です。長湯は禁物じゃ〜!

 皆々様に感謝しつつ、回復後、食堂で小海そばをいただきました。

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 小海町の八峰の湯の皆さま、本当にありがとうございました。