今日も暑いです。

  豪雨のために住民の方々が大変な被害を受けられた地域があるというのに、こちらは空梅雨かと言いたいくらいで、降っても大したことがありません。

  洗濯したものをベランダに干すと瞬殺!とは言えませんが、2時間経たずに見に行くと、ホテルタイプのバスタオルですら乾いているというくらい。 ひさしのない作りなので(鳥フンで汚されたこともございました)洗濯物を干すとき、冬はいいけど、今はサウナ状態です。

 そんな暑さではありますが、今さらながらの車庫証明関係で家人A、外出あそばしました。
  さぁ、オニの居ぬ間に気になる事やっちゃおう!

  なかなか手放しがたかったものにこんなものがございます。

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  ご存知の方もいらっしゃるかもですが、家人Bがそれはそれはかわいらしいベビーだったころ(親ばか全開!)どなたかが生誕祝いに下さったオルゴール。

  紐を引っ張るとこんな優しいメロディーが(年季が入っているのでかなりスローになっております)。


 家人Aが偶然に見てしまい「懐かしいね、取っておいて」と申しましたのが春先でしたか。

 しかし・・・天然素材は歳月を経て味わいが出るがプラスティックは入手した時がサイコーであとはみすぼらしくなる一方というどこかで読んだ言葉どおりの状態になっております。

 欠けはあるし、黒ずんだ取れない汚れはあるし・・自分の子がかわいらしかった時に使っていたという思い出がない人間にとってはおそらく不気味のかたまり。

 例えば故人の部屋に入ってこんなくすんだものがこちらを見ていたら、赤の他人はぞっとするのではないかと、少なくとも私はそう思います。

 だいたいもらった当の本人は忘れているし、取っておいて欲しいとも思っていないはず。

 なのでこの際、お別れしようと思いましたが、問題はどの種類のゴミとして出すべきかです。

 プラスティックの玩具なら燃えるゴミで良いと思いますが、中にオルゴールという金属が入っているわけでして・・

 そこで家人Aに何してんの?と覗かれない不在時に動くことにしました。

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 3か所留めてあるネジを抜きましたが、いじった覚えもないのにネジ山がつぶれ気味で、とりわけ1本のネジはさび付いているのか全く動かず。久しぶりにCRCのお世話になりました。

 ぱっか〜ん!

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 なるほど、このようになっていたのですね。

 オルゴールが動くと、鳥ちゃんの目がきょろきょろするように金色の針金が押すようなつくりになっていました(この手のパーツの名前、私は全然わかりません)。

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 メイドインジャパン 世界シェアNO.1と言われる三協精機のオルゴールが入っていました。

 (※Wikipediaによると、三協精機は今はニデックインスツルメンツ株式会社となってました)

 舞台裏を知ってしまってさびしいような納得いくような・・・オルゴール部分だけ引きはがすのは不器用な私には難しくおそらくぶっ壊すがオチ。このメロディが欲しかったら、おそらく不朽の名作の普及品だと思うので、潔くお別れする事とします。

 で、結果として「こりゃ、金属ゴミだな」と結論付けました。

 さらにもう一つ、こんな懐かしいおもちゃもございまして・・・


 子育てから離れて久しく、孫もいないので、現状が分からないのですが、フィッシャープライスって今も入手できますか?

 知育おもちゃのメーカーとして有名だったのですが、これは日本名ボロンボロンという事で、やはりいただきものでした。

 ベビーBが寝床に置いたこれをぷくぷくしてわっかがはめられたような手首のあたりで押すとポロンポロンとなるのがいとどかわいく(再び親ばか全開)、音色を聞くと目の前に憎まれ口をたたいたりせず、にこやかでおっとりしていた可愛い赤ん坊の姿が浮かぶし、極小メリーゴーランドみたいで好きなおもちゃでした。

 ですが、これもやっぱりプラスティック製品の宿命はしっかり被っています。

 ゴミに出すときに音がすると、きっと「何が入っているの」と言い出して、下手すると阻止されかねないのでこうしました。

  お見苦しくてごめんなさい。

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  ハギレとも言えないハギレ、実家由来で経年劣化甚だしく黄変しているそれなりのサイズの布など、資源回収には不向きと思われる布たちとこの際お別れすることにしたのですが、それに包んだら、かなり音が小さくなりまして、昨今聴力低下が認められる家人A、気づかない可能性高そうです。
 
  家人A、オルゴールの分解作業を終えたところで帰宅しました。セーフ!

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