最近片付け業者さんのサイトを見て知りましたが、ゴミ屋敷じゃなくてモノ屋敷と言う呼び方があるのですね。
検索をして出て来る同業者のサイトはどこも似たような内容で、片付け業者さんのサイトも同様でしたが、複数のサイトでモノ屋敷と言う言葉を見かけました。
そしてゴミ屋敷よりむしろやっかいなのはモノ屋敷だとも。
社会問題ともなったゴミ屋敷の場合、屋外へのはみ出しや臭い、害虫などで近所迷惑甚だしく、ゴミ屋敷にしてしまう家主は何らかの疾患、特に精神疾患を抱えていることが多く、片付の同意を得るのが困難、とかなり難しい問題だとは思うのです。
が、片付けが実施出来る状況からが出番の片付け業者さんからしたら、あきらかなゴミばかりだから、臭いや不潔さに悩まされはするものの、とにかく捨てる、退かすが出来るのです。
対しましてモノ屋敷の場合、たとえ他人から見れば無価値でも、家主の中では取っておく理由があるゴミではないモノがぎっしりなので、片付け業者さんも一気呵成に処分が出来ず大変なんだそうです。
それってうちのことじゃん。😰
先日、ハウジングメーカーの半年点検がありまして、担当者が来てくれたのですが、家人Aの領分であるとある部屋の点検箇所、手前にダンボールが山積みで詳細なチェックが出来なかったのです。
担当者、思わず苦笑してしまいました。この思わず、と言うのが本当に困った事態なのだとさすがの家人Aにも伝わったようです。
次回また半年後に伺いますのでその時にはここも見られるようにお願いします、と言われたこともあり、その部屋の片付けにだいぶ熱心になりました。
するってぇと
出て来る、出て来る、次々と賞味期限切れが
恥ずかしながら胃の中に断捨離しましたが、今のところ何も不都合は起きてない……と言いたいけど、この数日で体脂肪率が爆上がりなのは、もしかして油のまわり切ったこれを食べたせいなのか😅
……なわけなくて、暑さに負けてついつい夏太り防止用と言う梅干しアイスを食べまくるから?
このほかにも大箱の未開封青汁とか、これが最後と言いつつ出て来ましたが、まだまだ出て来そうな気がします。
食品だけじゃありません。
バラの包みの贈答品の箱の中から出て来た壁掛け式電波時計は付属の電池が液漏れしていて壁掛け用金属フックにひっついていたそうです。
さっさと使うか、手放しておけばこうはならなかったのに。
今掃除に使ってるスティック式の掃除機は2019年のジャ◯ネットの通販品で未開封でした。2019年って家人Aのモノとしてはまだ新しい方です。
吸引力はあるけどコードレスじゃないので長いコードが絡まって使いにくい上、コードがまとまらず目にノイズ。
もちろん自分が選んで買うこともあるけれど、長い歳月、ずーっと尻拭い的に家人Aが過去に入手した、私には全然好みじゃないものや賞味期限切れ的なモノばかり使い続けて来たなと転居に当たってつくづく思いました。
家人Aの執着と押し付けが甚だしいことに加えて、自分も渋ちんなので、買わないで済むならと使い続けて来ましたが、こう言うの続けていると心もガサガサして来るものですね。
そんな心のささくれを救ってくれたのが旅行やフィギュアスケートのささやかな推し活で、それが無かったらもっと病んでたかもねと思うのです(他の理由もあってですけど)。
私の世代は皆婚世代だったのでワタシのような恋愛弱者も結婚出来た(せねばならなかった)のですが、それだけに相手のことをよく見る余裕がありませんでした。
正体はムカデか、と言うほど異様に家人Aの靴の数が多いのに気付いたのは時すでに遅し、結婚後のことでした。
私自身が洒落っ気が少なかったにせよ、家人Aの靴や服の持ち数の多さにはびっくりさせられましたが、その生態は改善されることなくここまで来てしまったわけです。
途中からは家の中に要らない物が増えるのがイヤなので、実家に置かせてもらえばとか、実家に持って行くならいいよと言ってしまったのですが、今にして思えば問題を先延ばしにしただけの愚策でした。
義実家はサザエさんの家みたいな和風の建物で見た目にはそんなに広くなかったのに魔窟のような収納があったようでして、それを思い知らされたのが転居後に一時預かりの倉庫から運び込まれた荷物の量でした。
転居して半年余り、全体から見ればほんのわずかな明らかなゴミ以外が家人Aの占拠場所から出るのを見たことはありません。
家の完成前には義姉たちを招待すると言っていたのですが、いっかな実現する気配はないし……このままモノ屋敷なのかなぁ。
こんな度過ぎた反面教師を見て、日々少しずつ捨て活してます。
そして体が動く限りどんどん遊びに行くぞ〜!
今日も女子会ビールがうまい!(予定)