今日も午前中はちまちま駐車場の草むしりをしました。

木々による日陰の中で快適に作業出来るのは午前11時半くらいが限界です。
正午に近付くと陽射しがキツくて続けられなくなります。

ワイルドなウバユリの花
あちこちから生える雑草、どこからむしるか?
散らかった部屋でどこから片付けたら良いのか途方にくれるのと似た状態になります。
最近読んだ片づけの極意、いらない物を取り除くのではなく、まずいる物をピックアップするを思い出しました。
いる物=スミレです。
スミレ、今朝の朝ドラにも登場しましたが(実によく出来ているレプリカですね)、人によっては雑草と分類するみたいですが、私には偏愛の対象。
何なら駐車場と言わず敷地内ぜ〜んぶスミレだらけでもかまわないくらい、ハート型の葉っぱと言い、紫の清楚な花はもちろんほっそりした茎も好きです。
そのスミレの周囲に生えて養分を奪おうとしてる(ように見える)のを抜いちゃえばいいんだ!
イネ科の雑草がとても多くこれは細長い葉っぱで一目でそれとわかります。ブチっと抜くと根っこまできれいに抜けますが、めげずに次から次へと出現します。
イネ科の雑草の逞しさを思うと、食糧と化した稲を育てる大変さとのギャップの大きさを感じざるを得ません。
カイコも天然の蛾から家畜化して手間ひまをかけて育てる存在になりましたが、ヒトが重宝する物たちはひ弱になる、と言うかひ弱にさせられてしまうんだなぁなどど思いつつたくましいのをブチブチ。
パッと見、スミレと紛らわしいのがオオバコやドクダミの芽生え。
近づいて見れば歴然と違いがあるのですが、少し離れるとドクダミはギザギザはないものの葉っぱがハート型、オオバコはちんまりと生えてる様子が紛らわしい。
もしかしたら、この子たち私に好かれているスミレに擬態して抜かれないようにしている?とついつい思ってしまう様子でスミレの近くに生えています。
スミレ以外ではオダマキとカタバミもかなり紛らわしいです。
育つとすんなり丈高いオダマキと地面にくっついているカタバミとまるで違うのですが、生えたてはどちらも丸い三つ葉。
カタバミは地下茎でスッキリ抜けないことが多いのと、小さくてもタネいっぱいのサヤが付いていたりして区別がつきましたが、もしかすると間違えてオダマキを抜いているかも?
オダマキもスミレとワレモコウの次くらいに偏愛していますが、車を停めるスペースにまで進出したのでだいぶ刈りました。
ドクダミも十薬と呼ばれるくらいで、ひどい鼻詰まりの時は葉っぱをもんで鼻腔に突っ込むと言う荒技が私には効いたので決して嫌いではないのですが、定位置と思っていた端っこに留まらずスミレを喰らわんばかりに進出してるのがいかんのです。
雨上がりなので、オオバコやカタバミのように根っこが残りやすいものも地面が水分でゆるみ、スッキリ抜けました。
カラカラだった地面が潤っていましたが、となるとまたたくましいのが生えてくるのよね、とイタチごっこは霜が降りるまで続くのです。