パソコン通信を始めた時にハンドル名なるものを名乗らなきゃいけないとのことで、慌てて付けたのが甲斐小泉。

  気持ちと時間に余裕があればもう少しひねりのある名前にしたかったですが、やはり八ヶ岳山麓が大好きだったので咄嗟に頭に浮かんだんだと思います。

  もちろん由来は小海線の甲斐小泉駅です。

  Wikipediaによると1日の乗降客数が22人だとかで、登山愛好家にはそれなりに知れ渡っているようですが、清里や野辺山と違い、観光客や一般ユーザーにとっては小海線の中でも知名度の低さは下から数えた方が早いのでは?

  パソコン利用が同年代同性比では比較的早かったためか、何でもかんでも甲斐小泉を冠するIDが取れまくりました(例外はYahoo!、これは上にID取得年を付けないとでした)。

   単純過ぎるためにトラブルも無いわけでは無いですが、覚えるのも楽、人に伝えるのも楽で助かってます。

   毎度のことながら前振りが長くなりましたが、そろそろ財布の中身が少なくなったので甲斐小泉郵便局のATMにて現金を引き出したついでに近くなのに全然行ったことがなかった線路より上の方を歩いてみました。

  泰雲書道美術館という刀剣や茶道などと同様に不調法ものの私にはほぼ猫に小判な美術館があるのですが、その界隈をうろつきました。

  どこか抜け道があって甲斐小泉駅付近に北から降りられるのでは?と期待して、我が家界わいより一区画がゆったり目に見える別荘地の砂利道を歩きましたが、行き止まりになりそうで引き返したり。

 泰雲書道美術館の脇を南に下ったら駅や平山郁夫八ヶ岳シルクロード美術館が見えるのですが道がない!

  よそ様の敷地を踏み分けて強引に進むなんて絶対にすべきではないし、何かしらに脚を引っ掛け悲劇も起こりそうなので元来た道に戻りました。

  陽が高くなり、木陰を外れると背中や顔に滝汗です。汗かくほどの運動してるぞ💪感いっぱい。

  踏切を渡り、小海線より南側に戻ります。

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 似たようなサイズ感の江ノ電の踏切はスラムダンクの聖地だとかでオーバーツーリズム状態で大変😓と今朝のニュースで言ってましたが、この静寂さよ。

  運行本数も江ノ電とは大違いですけどね。

  夏のにぎわいもなくなりつつある無人の甲斐小泉駅のホームまで入りましてたが、あれ? 何か変だぞ。

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  下り線の待合室が消えている!😰

  作り直すのかなぁ、利用者少ないからやめちゃったのかなぁ?
  
  と、よ〜く見たら

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 下り線のレールが撤去されていました。

 家人A、この夏は何回か自宅とウサギ山小屋を甲斐小泉駅発着で行き来しているのに、一言もありませんでしたので、知らなかった!😳

  コロナ禍前にNHK杯観戦を兼ねて中国地方を旅しましたが、その時に上り下りが同じ線路を利用しなくてはで驚いた米子空港駅と同じになりました。

  すれ違いの時間調整に使われる事も無くなったわけで、これでますます甲斐小泉の知名度は下がるかも?!

  ですが、声を大きくしてまた申します。

 小海線の甲斐小泉駅界わい、オーバーツーリズム無し! のんびり過ごせてお勧めですよ〜!

  新そばシーズンに向けて蕎麦畑は今が花盛り。

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