昨日のんびり過ごした八ヶ岳から下山したばかりなのに、今日はいきなり都会に出ました。

  久しぶりに下車した渋谷、暑いです。そこまで人が多い日ではないようですが、人の密集度が八ヶ岳とは全然違うのは間違いありません。

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 渋谷で驚いたことの一つはどこの会社のものかはっきりわかる低空飛行で羽田空港に向かう飛行機が飛んでいること。

  スマホカメラでは普通の飛行のようにしか写りませんが、同行の家人Bですら、これ落ちたらどうなる?と心配する距離です。

 これが羽田空港便を増やすため、都心を低空飛行する、批判の多い新ルートなのですね。

 今日は家人Bの誘いで、ハロプロ25周年記念コンサートにいく前に、彼が予約してくれたオサレ系のラム肉料理店でかなり早めの腹ごしらえしました。

  まだお店はガラガラでスペイン語らしい言葉を話す男性二人の先客があるのみ。

  渋谷センター街の外れの店でしたが、近隣にAbemaを冠した巨大なオフィスビルが出来ていたりして、様変わりにびっくり。

  朝ドラ『らんまん』で、ど田舎の渋谷をこれから発展すると寿恵子さんが言い切っていますが、ワタシだって都会ではあるけど、横須賀中央とそんなには違わなかった渋谷を知ってるよ、この渋谷は別ものだぁ!と思いましたが、そう言う感想を言っても家人Bには全然ウケません。

  親が死んでから、あの時聞いておきゃ良かったって後悔しても知らんぜよ。

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 会場は超久しぶりの国立代々木競技場の第一体育館。スクラップアンドビルト好きな東京ですらが維持し続けてる1964年の東京オリンピックのために建てられた丹下健三さんの名建築、2021年に国の重要文化財指定を受けてます。

  ここに来たのは小塚崇彦さんが引退セレモニーしたアイスショーを見に来た時以来。と言うかその一回だけかも。

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 25周年記念とあってお花スタンドが壮観です。手前にはNHKうたコンからのスタンドもありました。

 家人Bは私を誘う時には座って見られる、と言うか座って見なきゃなファミリー席にしてくれるので助かります。

  何しろファミリー席以外の人たちは文字通りの総立ちでノンストップ2時間のコンサートの間中、大盛り上がり。

  ハロプロ? モーニング娘。?それって過去の人たちでしょ、と言うのが多分一般人の感覚だと思いますが、まぁすごい盛り上がり方です。

  それも多分一般の多くの人たちは知らないであろう曲ばかりなのに、です(私もほぼ知らない😅)。

  多分、一般が知らなければ知らないほど、俺たちの私たちのアイドルって感じなのではないかと思います。

  アイスショーだと最安値のB席になる部分はステージが見えないのでカットしてありましたが、全席満員状態で色が変わるペンライトで、推しのテーマカラーに合わせて応援と雄叫び。

  隣の席の真面目にお仕事してますと言う雰囲気の地味な女性2人連れもリズムを取ってペンライトを揺らしてました。

 家人Bの隣の1人で来ている男性は家人Bと変わらぬ年齢くらいに見えるいかにもサラリーマン風の方でペンライト2本持ちでフリフリ。

 私は家人Bが貸してくれた古いペンライトを周りを見ながら色変えて振ってました。f^_^; 

  会場の皆さまは私のような門外漢以外は一人一人の名前や持ち歌もわかるんだろうなぁ。
  
  ファンとはこう言うもので、この会場の多くの人たちはフィギュアスケートの会場に来たら、名前がわかるのはほんの一握りの選手になる、その逆よね、などと思うのでした。

  それにつけても、ステージ上のアイドルたちのアスリート並みの動き、スタッフの撮影技術、時々花火やスモークの出て来る演出など、見応えがありました。

  それと同時にそろそろこの手のコンサートは限界かもとも思いました。

  奇跡的にトイレに行きたくなるはなくて、ラム肉料理店でトイレをお借りしたあとは帰宅まで大丈夫でしたが、脚のダルいこと。コンサート終わり近くからいわゆるエコノミークラス症候群の手前みたいに重たくなりました。

 耳も大音響の刺激がキツくなってる模様で、自分は何をした訳でもないのに、八ヶ岳とは打って変わった暑さもあるにせよ帰宅したらくたびれ果ててました。

  うーむ、これは体力的に行けなくなる前に、やっぱりもう一度くらいフィギュアスケートの名古屋フェスティバル行くべきではないか、とそんな事を思います。

  家人Bがアイドルのコンサートになぜ母親を誘うのか謎ではありますが、下山たちまち強烈な社会復帰(?)にはなりました。

  が、やっぱりわたしは田舎のネズミなんだなぁとつくづく思った夜でした。

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