久しぶりに家人Aがまとまった時間の外出をしてくれてるものですから、何をしようかと。

  片づけに限らず、家人Aは在宅だと何かしら首を突っ込んでくるので(その割に同居人の体調変化や心情に対してはかなり鈍感です。要は自分の見える範囲の関心事だけ異様に気になるタイプ)、私自身が見られながら何かやるのが苦手なタイプであることも大きいですが、それなりの時間と労力がかかる事には集中しづらいです。

  片づけをしようかと思いましたが、昼ご飯を食べたら睡魔に襲われて来まして、取捨選択をするのはしんどいなぁと思って、ずっと気になっていた台所の換気扇の手入れをしようと思い立ちました。

 ど〜んとこんなのがあるのに、本当に困ったときしか見ていないです(よそのお宅でもトリセツの類ってそんなもの?)。

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  システムキッチンの換気扇の手入れについて書かれているページから、ここを見ました。

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  説明通りに動けば、ぱかっと外れるはずのパネル+シロッコファン部分がここ。

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  しかし、ゴム手袋がないので軍手をはめて図の通りに押さえてみても、ビクともしません。油でギトギトになって張り付いた?というほどまじめに料理していないからまだ大丈夫だと思うんですけど。

 自分の背より高い場所にあるので、椅子に乗ってみたけれど、斜め上にあるのでとにかく力が入りません。垂直な真下って、IHコンロのガラス天板です。いくら標準より体重少な目と言っても、大の大人が乗って割れたら、ただのアホです。

 では、とシロッコファンの真ん中のネジだけでも外せたらと思ったら、これが固くて回らない。レンチか何かで回せばいいのかも知れませんが、やはり斜め上を見ながらの姿勢は非力かつ不器用なオババにはリスクが高すぎます。

 結局、何とか掃除したのはこのフィルターと換気扇全体を隠すパネル部分だけ。

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 確かこういうタイプの換気扇、売り出し当時は「お手入れ簡単」でアピールしてたような記憶があるんですけど・・・

  全然簡単じゃないじゃん。これって結局、我が家のような非力かつ不器用なシニアのみで暮らし、若い人が助けてくれない場合はお掃除の専門業者さんに頼みなさいって事かしらね?

  我が家のシステムキッチンはハウジングメーカーとタイアップしていて特注しない限りは大手のT社製となるんですけど、もう一つ腹が立つことがあります。

 ショールームで実物を見た時、案内の女性がマグネットの壁に貼り付ける小物入れとか、やたらとオプションを売り込みたがったんです。

 それで、オプションは要りませんと言ったら・・・

 な、なんと・・・流し部分の手もとを照らす明かりが標準装備ではなかったんですね。てっきり標準装備だとばかり思っていました(義実家も実家も、前の住まいも、八ヶ岳のウサギ山小屋も特に頼まなくても全部ついていたので)。

  なので転居後、初めて調理をした時に手暗がりにビックリしました。どうしてアドバイスしてくれなかったのか。一言「手もと灯もオプションになるのですが、よろしいでしょうか」と聞いてくれなかったのか。全く気が利かない担当者だったと呆れました。

  家人Aがぶつくさ言ったらハウジングメーカーの担当者が駆けつけて何とかしてくれました。

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  後付けでオプションをつけるのは最低でも10万円くらいはすると言われまして・・・これで機能的にはOKですが、何とも見栄えが悪くて、気分がかなり下がりました。

 ま、我が家が文字通りのぴっかぴかなきれいなおうちならさぞかし浮いたかと思いますが新築から倉庫な家ですから、台所のこれくらいはかわいいもんですわ・・と気を取り直しました。

 これから新築・リフォームなどされる方は昔と今とオプションの内容が変わっていることもあるかと思うのでどうぞお気をつけて・・・と文字通りの老婆心から申し上げます。

 という事で、話を元に戻しますと
手入れが要らないとか簡単という言葉は、あくまでも壮年でちょっとしんどい姿勢も出来るとか、手先が器用、根気がある、こういう作業に慣れている人たち向けの言葉なんだとよ〜くわかりました。

  こんなことなら、ウサギ山小屋の換気扇の方がずっと楽だわさ、お手入れ!!
ヽ(`Д´)ノプンプン

  閲覧注意の画像しかございませんが、素人のオババでも手に負えるのが昔ながらのこのタイプ。



 電話や窓口ではなかなか受け付けて貰えないなど、各種サービスがどんどんシニアにやさしくなくなっている時代ですが、せめて商品の使い勝手はやさしくしてよ〜、ユニバーサルデザイン、バリアフリーにSD爺ずGsの時代でしょうがと言いたいですわ。(´・ω・`)

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