雨です。つい先日まであれだけ暑かったのにひんやりとします。
たまたまの偶然でしょうけれど、今朝のラジオ体操、首回し運動の時のメロディは「雨の日と月曜日は」でした。
月曜ではないけれど何となく重たい気持ちの雨の日というのはピッタリ。
今日の伴奏お当番の細貝さんって 2015年 国立音楽大学音楽学部 卒業だそうだから、東日本大震災の直後に卒業した家人Bはもちろんのこと、おそらく家人Cより年下。この曲がリアルタイムに流れていた頃は生まれてないよね〜。
なあんてことを思いつつ、首を回し「今日もグデグデするのかぁ」と思っていました。
たまたまの偶然でしょうけれど、今朝のラジオ体操、首回し運動の時のメロディは「雨の日と月曜日は」でした。
月曜ではないけれど何となく重たい気持ちの雨の日というのはピッタリ。
今日の伴奏お当番の細貝さんって 2015年 国立音楽大学音楽学部 卒業だそうだから、東日本大震災の直後に卒業した家人Bはもちろんのこと、おそらく家人Cより年下。この曲がリアルタイムに流れていた頃は生まれてないよね〜。
なあんてことを思いつつ、首を回し「今日もグデグデするのかぁ」と思っていました。
しかし、今日みたいに適度に涼しく、活動的な気分になれない日こそ、気になっていたアレをやろう!と朝家事を終えた時点で思いました。
というのはこれ!
母が遺した古い裁縫箱の中に入っていた針山です。
子どもの頃から目にしていましたから、いったい何十年ものなのか? ズタボロで針山の名に恥じず(?)山ほど針が刺さっています。
しかも、昔の針山って、中身が毛髪なんですよね。髪の脂分で針が錆びないからと祖母から聞かされましたが、物の少ない時代の知恵だったのかも知れません。
が、はっきり言って気持ち悪いよね。
こういう感じ。なんかどろろ〜んと出て来そう。
明かりもさしこまない古い家の箪笥の上に置いてある髪の毛の長い日本人形から発せられるものと共通のものを感じます。
いいのよ、私は娘だから。この中の毛髪は母のものか祖母のものか、別の誰かのものなのかは謎ですが、現役で使われていた頃を覚えているから。
だけど、これを遺したら、処分しなくちゃな人は小さくぞっとすると思います。
思えば、昭和の時代はこの手の物も特に何の考えもなしにそのままごみに出していたのではと思います。
それが環境問題や資源活用の観点、作業される方の安全などなどを考えて、仕分けしなくてはならなくなったわけで、針=金属ゴミ、しかもけがをしないように!ですし、針山部分は燃えるゴミとして出さなくてはです。
まじめな人ならどうしたって毛髪飛び出る針山から一本一本針を取り除くと思うのです。ぞわぞわしながら・・・
なので、自分以外の誰かがそういう思いをしなくて済むようにやりました!
まぁ、出るは、出るは。
見た目で分かる以外に針山の中に沈み込んでいるものもあって、毛抜きを使ったりして取り除きました。いくら毛髪を使っていてもしっかり錆びているものがほとんどで、ごくごく一部錆びてないし、自分の手持ちにないタイプを少しだけ自分の針山(中身はポリエステル綿)に差し替えましたが、あとは韓国のりが入っていたパッケージに入れて、ふたに「針在中」という張り紙をしました。
極力取り除いたつもりですが、もしかするとまだ潜んでいる針があるかも知れない、そこはお許しいただくとして、針を抜いた針山は燃えるごみの日にお別れです。
思えば考古学とか民俗学の研究者の皆さんってすごいですよね。
古びて何かが憑いていそうなものや、歳月を経たとはいえ、人や動物の遺体を手に取られる訳ですから。こわい、不気味と思ったら進められませんよね・・・・とふる〜い針山を片付けながら思うのでした。
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というのはこれ!
母が遺した古い裁縫箱の中に入っていた針山です。
子どもの頃から目にしていましたから、いったい何十年ものなのか? ズタボロで針山の名に恥じず(?)山ほど針が刺さっています。
しかも、昔の針山って、中身が毛髪なんですよね。髪の脂分で針が錆びないからと祖母から聞かされましたが、物の少ない時代の知恵だったのかも知れません。
が、はっきり言って気持ち悪いよね。
こういう感じ。なんかどろろ〜んと出て来そう。
明かりもさしこまない古い家の箪笥の上に置いてある髪の毛の長い日本人形から発せられるものと共通のものを感じます。
いいのよ、私は娘だから。この中の毛髪は母のものか祖母のものか、別の誰かのものなのかは謎ですが、現役で使われていた頃を覚えているから。
だけど、これを遺したら、処分しなくちゃな人は小さくぞっとすると思います。
思えば、昭和の時代はこの手の物も特に何の考えもなしにそのままごみに出していたのではと思います。
それが環境問題や資源活用の観点、作業される方の安全などなどを考えて、仕分けしなくてはならなくなったわけで、針=金属ゴミ、しかもけがをしないように!ですし、針山部分は燃えるゴミとして出さなくてはです。
まじめな人ならどうしたって毛髪飛び出る針山から一本一本針を取り除くと思うのです。ぞわぞわしながら・・・
なので、自分以外の誰かがそういう思いをしなくて済むようにやりました!
まぁ、出るは、出るは。
見た目で分かる以外に針山の中に沈み込んでいるものもあって、毛抜きを使ったりして取り除きました。いくら毛髪を使っていてもしっかり錆びているものがほとんどで、ごくごく一部錆びてないし、自分の手持ちにないタイプを少しだけ自分の針山(中身はポリエステル綿)に差し替えましたが、あとは韓国のりが入っていたパッケージに入れて、ふたに「針在中」という張り紙をしました。
極力取り除いたつもりですが、もしかするとまだ潜んでいる針があるかも知れない、そこはお許しいただくとして、針を抜いた針山は燃えるごみの日にお別れです。
思えば考古学とか民俗学の研究者の皆さんってすごいですよね。
古びて何かが憑いていそうなものや、歳月を経たとはいえ、人や動物の遺体を手に取られる訳ですから。こわい、不気味と思ったら進められませんよね・・・・とふる〜い針山を片付けながら思うのでした。