先日書いたように、今年は我が家の柿は当たり年のようです。

 三つ子のようにくっついて実る枝あり、高いところにもたくさん実がついています。

 まさかそれを狙ってではないとは思いますが、今朝は初めて我が家の近くにカラスが現れて、物置の上でジャンプしたり、おとなりとの境界あたりにかかる電線の上でもがぁがぁ言っていました。

 家人Aいわく、ベランダにも現れたそうです。屋根なしなので洗濯物に粗相をされては困ります。

 家人Aが追っ払ってくれたそうです。もう来なくていいよ〜。
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  午後から本腰を入れて、というほどではないですが、脚立、高枝切やら剪定鋏、ダンボールなどを用意して、家人Aの柿収穫の手伝いをしました。

  実は私、柿の実をたくさん採るのは、多分人生で初めてです。どの柿が食べごろかはもう何十年のキャリアがある家人Aに従いました(色づき具合でおおよそはわかりますが)。

  高枝切りはウサギ山小屋にもありますが、柄が長いと重みが感じられて結構大変なので、もっぱらお任せで、魚用の網みたいなので落ちる柿を受け止める係という運動会の玉入れみたいなことをしました。

 採った柿は私が生け花用のハサミで葉っぱや枝を取り除いてダンボールに並べましたが、短時間でも結構な量になりました。

  どんくさいので時々うまく網でキャッチできず、落ちた先が地面ならいいのですが、勝手口の辺りのコンクリートに当たると見事にひび割れして、早急に食用にしないとダメになってしまいます。

  どうしても上を向いての作業になるので、次第に首が痛くなるし、80サイズ、いや120サイズかな? ダンボール1箱ちょっとで今日の分はおしまいにしました。

  カラスじゃないとは思うのですが、鳥がしっぽり食べた柿や食べ掛けの柿もありました。色の濃い美味しそうなのを狙っているようでなかなかの知恵者です。

  ひび割れてしまった5個くらいは食べなくてはならなくなりまして、作業終了後さっそく一つ食べましたが、あいかわらずコリンキー並のかたさとさっぱりした甘さでした。

  柿、そもそも若い人の中には好きじゃないという人もいるみたいで、残念ながら家人B、Cも見向きもしません。

  また、柿はかためが好きという人と、熟してスプーンを差し入れるようなのが好きという人といろいろですね。

  愛媛県出身の祖父はジュクジュクの柿が好きでした。「ずくし」と呼んでスプーンを差し込んで実においしそうに食べていました。母は父親である祖父が大好きだったので、やっぱり「ずくし」が好きだったようです。

  私も「ずくし」は好きです。種のまわりがゼリーみたいに透き通ってプリっとして美味しい。

  ですが、最近は今食べているようなかりっとした柿も好きです。

  直ぐ食べなくてはいけないひび割れ柿、夕食の一品として、ちくわの穴に細かく刻んで詰め込んでみました。あまじょっぱくてなかなか美味しかったです。

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