昨年の年賀状、実際の印刷は違いますが、こういう感じで年賀の挨拶と共に、年明け早々には転居することを書いて新住所を記載しました（旧住所は宛名面に印刷）。

　　なので、直ぐに住所録を書き換えた方からは現住所宛てで届いたのですが、そうではなかったか、新住所の部分を全く見ておられなかった方からのはがきが転送で届いたようです。

　　転送は転居後1年間はしてもらえますが、1年経ってしまうと終了し、もしも来年も住所を訂正せずに出されると、ご自宅に戻る事になります。

　　面白いなぁと思ったのは・・・普段滅多に会う事がなく年賀状で消息報告をしあうような間柄の方からではなくて、転送されて来たハガキのほとんどが実際に会ったり電話で話したり、私が引っ越したとはっきり認識しているはずの人からだったことでした。

　　例えば4日に東京ステーションギャラリーにご一緒した友人からのハガキもそう。年末においしい福袋状態の小包を送ってくださったご夫妻がそう。そして、連れ合いのおばあ様の逝去による年賀欠礼の挨拶状、八ヶ岳の兄の二女からのが転送されていましたし、家人Ａの甥からも転送ハガキが届きました。去年のクラス会で「引っ越したよ」とみんなの前で言ってても、幹事してくれた元母校の校長まで勤め上げた同級生も転送ハガキでした。

　　共通点はパソコンで賀状をつくっている事。多分、1年に一度しか使わないソフトなので、立ち上げるのが面倒で我が家の住所変更を忘れてしまったのではと思います。

　　親戚や知人、友人の注意力テストみたいになってしまった今年の年賀状でしたが、手書きで住所録や年賀状を用意する時代にはあまりなかった事なのではと思います。

　　ものごとが簡単、便利になるのは助かりますが、その一方で対応力が下がることもままあるのだと改めて思います。

　　・・・そういう自分はパソコンやスマホを使うようになって、もともときれいな字ではなかった方ですが、もはや汚文字としか言いようがない字しか書けなくなってしまって、後から自分で見ても判読不能という事態に陥っているのをハンセ〜。(^^ゞ

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