今日は東京でも雪が降って交通が混乱するかもの予報が出ています。

  豪雪で大きな被害が出ませんように🙏

  大雪の予報が出ているだけあって今日も寒いです。家の中でじっとしています。洗濯物も家の中に干しました。

  暖房がきくあたたかい場所にいられてありがたいです。

  なので、気になっていた確定申告用の書類作成に着手しました。
  確定申告って、サラリーマンや主婦はしないでいいのよね、と若い頃はず〜っと思い込んでいました。

  確定申告すれば払い過ぎた税金が戻って来ると気付いたのはいつ頃だったのか記憶にありませんが、その頃にようやく気付いたのは「お役所は申請主義」という事でした。

  税金などは否応もなく徴収する反面、還付金や年金をはじめとしてお金をくださる方は申請しないとダメという事。

  そして、もう一つ、これはお役所なんだか、政治経済界の皆様の意向なんだか存じ上げませんが、人生、特に女性の人生にとっては大事なキモになることが周知されていないという事にも気付きました。

  その方が都合いいのよね。だって、貧弱な福祉やタダ働きを女性がカバーしてくれればいろいろ楽だもん。

  近年になって割と広まったのが

 PTA・町内会(自治会)は任意団体であって、実は加入しなくてもよい

 でしょうか。

  よくも悪くも共働きが前提になっている世の中で、子どもが通う学校、地域の事にたっぷり時間を割ける人が少数派になって、いろいろ問題が噴出した結果、任意団体という言葉が知れ渡って来たと思います。

  なんでもかんでもやりたくないと言う気はないですし、自分の世代は専業主婦もしくはパート等、時間の裁量が出来る形での兼業主婦がメインだったので、私も子どもの学校の役員は一通り、自分で言うのも何ですが、一子一回という以上の回数をお引き受けしたかと思います。

  運動会や講演会など何らかの大きな行事の設営などのお手伝いは必要だと思う一方で、市ピ連、区ピ連などの上部団体が求めて来る「人数合わせのための動員」には大いに疑問がありました。〇〇の顕彰のための拍手要員みたい感じだったからです。

  自治会も35年余り暮らした前の住まいでは、他地域に比べ割り当て人数が不公平な上、自治会と管理組合の役員を同時にしなくてはというかなりヘビーな状況で4回は務めたと思います。

  管理組合は小規模集合住宅だったので、余分な仕事はあまりなかったのですが、自治会の方はひまを持て余した定年退職者都合(その頃の自治会の年金受給層はリッチでした)に合わせたような日時設定で、何とかならんかなぁと思いながらも改革する元気もなく来ちゃったという感じでした。

  もっとも途中から任意というのが知れ渡って、我が家よりさらに小規模な集合住宅ではごっそりと抜けてしまう方も出て来ました。

  昭和のサラリーマン世帯の男が働き女は家にという中で出来た仕組みを変えていかないと、加入者が減っていくばかりかも知れません。

  もうひとつ、意外と知らない人が多くて驚くのが、結婚にまつわる話。

  いかに男性が「逆差別だ」「俺の働きのおかげで回ってる」と怒ってみても、結婚すると女性に負担がかかるのが日本の家制度。表向きは消えた事になっているのに、いくらでも生き延びているのは、テレビ番組ひとつ見てもわかります。

  よくあるのは指導的・説明をする立場は男性が引き受けて、女性は聞き手や納得させられる側という設定。教養番組から情報番組まで硬軟取り混ぜて未だに多いスタイルです。私見ですが、女性が説明に回る時はルックスの良さや若さ、見るからに頭良さげで清潔感のある風貌などなど男性には課せられないハードルがあったりしがち。

  そういう差がある中で、女性が知らない、お上や昭和脳な人たちが知らせたくないのが「親の介護の義務があるのは実子のみ」という事。

  慣例で長らく長男の嫁をはじめとする女性が夫の親の介護を担って来ました。私も結婚した時、非常に当てにしているという意味合いの事を言われた記憶があります。

  しかし、慣例はどうであれ、法律上では親の扶養(含介護)は実子の義務ということになっているのであります。

  このことが知られるようになったのは、相続の時には介護どころか日ごろ何もしていなかった実子がしゃしゃり出て、日ごろ苦労して来た嫁の取り分は何もないといういびつさがあまりに不公正だったからではないでしょうか(不公正と感じられる要素に、当該女性の夫の身びいきなどの振る舞いも含まれるのは言うまでもございません💦)。

  さらにもう一つ、最近になって「死後離婚」という言葉で知られるようになった制度も長らく伏せられていた感じがします。

  「死後離婚」は正確にいうと「婚姻関係終了届」でありまして、夫に先立たれた妻がこれを提出する事によって、姻族との縁が切れるという制度です。Wikipediaによると姻族関係終了の手続き根拠としては、戸籍法第96条、民法第728条第2項に規定されているのだそうです。

  昔の嫁なら、夫に先立たれても婚家に残り、夫の父母をはじめ家族の面倒を見るという仕組みになっていましたが、今はそんなことはないのであります。

   だけど、これも知れ渡ると都合が悪いから、なかなか陽の目を見なかったのであります。

  もちろん義父母にとてもよくしてもらったとか、実親よりむしろ気が合うなどなど、姻族とは離れがたい絆を感じてるような場合、無理に提出する必要はございません。

  なお2つ注意すべきは血縁がある自分の子や孫は姻族と関係が途切れる事はないという事と、これを提出しても亡き夫の遺産相続権はあり、亡き夫との間に子どもがいたら姻族に遺産を回す必要はないという事であります。

  若い頃からこれらを知ってたワタシって、結婚に夢を抱いていなかったという事? ( ̄▽ ̄;)
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  結婚と関係あるようなないようなもう一つ、知っていた方がいいことは・・・

  自動車損保で保険でカバーできる範囲に「同居の家族」以外に「別居の未婚の子ども」という項目がありますが、この未婚の意味するところは本当に1度も結婚していないだそうで、シングルアゲインはダメなんだそうです。

  損保の見積もりを出すとき、コールセンターの方に確認した時は、家人Bに結婚の可能性を感じないわけでもなかったのですが、こないだ会った時も非婚で行く!と言ってたからもう確認する必要もなさそう。(^^ゞ

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