寒暖差が大きい日々ながら、庭の植物たちにとっては確実に春、そして初夏が訪れているようです。

  ふと庭を見ると、元からのジャングル状態がいちだんとひどくなっております。

  南天がものすごく生い茂って、他の低木の上にかぶさっているのでした。
  とにかく溜める、捨てられない、もったいながりの家人Aは、ウサギ山小屋で倒木リスクのある木を伐採する時もかなり反対しましたので、ましてや倒木リスクがない庭の低木に手を入れるのを嫌がって、建替えで庭が狭くなったのに、元の庭木を間引くという事をほとんどしておりません。

   そんな家人A、今日は映画を見ると朝から出かけています・・・ので・・・やっちまえ!

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  もったいながって溜め込むわりに、いや、だからでしょうか。家人Aはひとつひとつをしっかり見るという事がありません。特に植物の事は全く疎い。おそらく刈り込んでも気が付かないものと思われます。

  南天をかなり刈り込みまして、駐車場脇に植えられている千両だか万両の実生らしい植物、八ヶ岳ではハチスと呼んでいたムクゲの実生なども刈りました。

  可哀そうではありますが、ジャングル状態の日陰で生えていてもまともに成長しないだろうし、これ以上混み合う事は避けたいです。

  アジサイの葉がひどく虫に食われているのを発見しましたが、異様に混み合っているのが原因だと思われます。前の家の近隣の街路樹の足下のアジサイ、農薬散布等一切していないのにそのようになっているのを見た事は一度もありませんでしたので。

 45リットルのポリ袋、2袋分の葉っぱや枝を刈り、ゴミ収集場に出しました。

 ウサギ山小屋の草刈り機でなぎ払う面積に比べたら、本当にちょっぽりなのに、一仕事した気分でありまして、結構汗をかいたのは、〇〇のいない間にやらなくちゃ!という焦りもあったからかも知れません。

  午後、整形外科に血液検査の結果を聞きに行き、骨粗しょう症の薬プラリアの副作用でカルシウム不足になることがあるという(骨粗しょう症の治療薬なのに、骨に大事なカルシウムが不足するってなんでやねんと素人は思う)懸念は払しょくされ、その足で我が家を挟んで整形外科とは反対方向のポイント貰える調剤薬局まで出向きましたが、住宅街を歩いていて、ハタと気付きました。

  この辺り、やたらと南天が多いのです。新旧問わず、庭に南天が生えているお宅がかなり多い。

  子どものころからの経験では南天とは、Wikipediaの説明にある「庭木として、常緑の葉と赤い果実の色彩が妙で、冬の庭園に彩りを与える。生け花の花材としても用いられる」つつましやかな物だと思っていたのですが、こんなにワイルドに茂るものだと初めて知りました。

  ウサギ山小屋の土地がもみの木適地だとしたら、この辺りは南天適地のようです。

  これからも時々刈り取ってやりましょう。

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  モッコウバラの花もだいぶ開いて来ましたが、まだご近所さんのモッコリバラのレベルには至りません。

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  去年梅まつりで買って植えたけれど、いつの間にか消滅してしまったネモフィラ、こぼれ落ちた種から出たか細い一株が小さな花を咲かせています。

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