こんな例えをして気分を害された方がいらしたら申し訳ないのですが、コロナワクチン二回目接種後から1年ちょい前の自分は、はためには余命宣言された森永卓郎さんみたいな見た目だったようです。

  実際、前の家の近所でそこまでは親しくない人たちがバスで私を見かけて先が長くないのではないかと、親しい友だちに尋ねたそうですし、八ヶ岳の高校時代の友だちには去年の夏に「良かった、本当に心配していた」と言われましたし、自分でも風呂の鏡を見るたびに、人体骨格標本に皮貼り付けたみたいだなと思いました。

 しかし・・・今やむっくむく! 腰回りに貫録が戻って来ました。

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  それはそれで膝に来そうとか、心配がないわけじゃないですが、見るからに不健康という域は完全に脱したようです。

  その理由として大きいのが、何と言っても「家の中に居場所が出来た!」です。

  前の住まいは3LDKのいわば平屋。物音は筒抜けですが、そこへ持ってきて、家人Aが単身赴任先から持ち帰った大量のガラクタ物が一間しかない押し入れには到底おさまりきらず、押し入れ前にダンボールや溜め込んだ旅行のカタログ、新聞紙の束などのバリケードが出来たのみならず、リビングにまではみ出し始めました。

 それだけでもいいかげんストレスフルだったのに、義実家を取り壊す前に出てきた義父母や義祖父からの代の大量の死蔵品のうち倉庫には収まりきらないものをせっせと運び込んではリビングに入れるというのをやられました。

  見た目もすごいけれど、洗濯物を干すためにベランダに出るためにダンボールをまたぐ、時としてつまづくなど・・・あまりのストレスで本当に死ぬかと思いました。

  家を建て替えるのに当たって、最初に宣言したのが「共有部分は出来るだけ少なくしてください」でした。

  新しい家で家族そろってリビングに集い・・・というあったかファミリーイメージでハウジングメーカーは迫って来ることが多いので(最近はリモートワークとか、ペットと暮らす家とかバリエーションも増えているようです)、こんなこと言っちゃっていいんかなぁと思いましたが、さすがは百戦錬磨の営業マン、似たような事例も手掛けてこられたのでしょう、全く動じず、旧来型の家庭観に基づくクソバイスアドバイスもなしでした。

  共有部分があると、そこに自分の物をどんどん置いて侵食してしまうという家人Aの習性には本当に悩まされました。しかも見た目が悪い、みみっちい。

  いっしょに暮らす以上、丁寧な暮らし、おしゃれな暮らしというのは(自分のセンスがないのはとりあえず棚にあげて言います)絶対に無理!と思い知りました。

  ならばせめて自分の居場所だけはそれなりにしたいと思うものの、3LDKの家で自分が使えるのは窓からの眺めとトイレが近いというのが取り柄の4.1帖で収納もない北側の小部屋だけ。読み書きして寝て・・・で手一杯でラジオ体操ひとつ出来ない状態でした。

  コロナワクチン接種後の味覚障害による食欲不振から始まったずるずる体重が減る現象は、ガラクタが増えるごとに悪い方へ進み、ついにはた目にも余命いくばくかに見えるようになってしまったのです。

  自分の居場所、または枠がないのが最大の原因でした。

  最近、借りた片づけ本でも「枠におさめる」ことの大切さが述べられています。共有スペースにはみ出ている家族の物は自分の居場所にもっていってもらう事!というのが基本の考え方だそうです。



一回やれば、一生散らからない「3日片づけ」プログラム これが最後の片づけ! [ 石阪 京子 ]
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  ずぼらな自分には全部はとてもできないけれど、ず〜っと家の中でストレスを抱えて来た原因として大きいのは「枠」をつくらないで来てしまったことなんだと、遅過ぎながら納得しました。

  今の家、その点で言えば、枠が出来たかなと思います。

  自分の部屋、いつも言っている通り、なかなか片づかないのですが、でも、それは誰のせいでもなくて自分のせいだと分っているから、ストレスがないと言えばうそになりますが、ストレスの度合いが「他者によって理不尽な目に遭わされている」のと比べたらすごく軽いです。

  部屋も広くなったし、収納があるので、床起きのガラクタがあってもテレビ体操やラジオ体操が出来ますし、早朝、音を立てても家人Aを起こしてしまう心配もありません。

  これが元気回復の理由として1番大きいと思います。

  昨日、Yahoo!でこんなコラムを見つけました。直ぐに消えてしまうと思うので大元を引用します。


  仲良い夫婦だとしても、音や気配が気になってストレスになるのですから、ましてや・・・(以下省略💦)。

  最近、家人Aよりはだいぶマシだとは思うけれど、溜め込み魔である男性との30年近い事実婚の解消を決めたという「筆子ジャーナル」の筆子師匠のnoteを見て、やるなぁと羨ましい気持ちになったりもしますが・・・ストレスが激減する状態になれたことは感謝せねばと思っております。




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