昨日はとても楽しい良い日でしたが、出かける前にハタと気付いたのが、スカーフが無い!でした。

  確か母が買ってくれたのではと思うのですが、おそらくは40年もののシルクシフォンのふわふわなスカーフ。

  日本人が横文字ブランドが大好きだった時代のダニエル・エシュテルと言うブランドでした。

  洗濯機が回っている間、甲斐小泉駅くらいまで歩いて道路に落ちてないか?と探しましたが、もちろん見当たらず。

  つらつら思い出してみると、法務局に行く前に『日焼けよけの襟カバー付けててその上にスカーフとはご大層かしら?』と鏡の前で自問自答していました。

  ご大層だよね、でやめときゃ良かったのです。
 
  緊張しながら赴いた法務局で書類提出が済んで気がゆるみ、以降、スカーフの存在感ゼロ。

FullSizeRender
 
  春の花見旅行でも巻いているこれです。

  改めて見てみると地味で差し色になってませんね。

  実は一度は『古いし、何か黄ばんでるような気もするし』と断捨離対象にしたのですが、巻いてみたらふわふわと巻きごこちが良いし、色も最近好きな青系なので、そのまま昇格したのです。

  靴や下着、服飾小物も含めて、私にとっていちばん大事なのは使い心地です。

  ただし使い心地が良いと言うことは違和感がない、見方を変えればとんがった存在感がなくなると言うことでして、体から離れても気が付かないのです。

  それでやらかしたのが今年の年明け早々のマクドナルドで鼻かんだティッシュと一緒に蚊帳布のハンカチもゴミ箱に投入しても気が付かなかった😭事件です。

  使い込んでふわふわになっていた蚊帳のハンカチは馴染みすぎて、存在感無くてティッシュと紛れてしまったのです。

  スカーフはおそらくどこかでスルリと落ちたはずですが、あまり軽いので落ちた感覚はありませんでした。

  一度は手放そうと思ったのに愛用してしまうと、ガーン😨ですわ。

  使い切ってボロボロになって自覚的にお別れですと言うのと違って、昨日まで元気だった人が……と言う気分です。

  気にし過ぎたせいか、今日の明け方に見た夢は変ちょこりんでした。

  団体旅行で持参したオレンジ味の茶色のスーツケースをホテルに忘れてしまった、でも出発時間が決まっているから探しに行けない、どうしよう。

  どうもかつて父と行った旧ソ連領シルクロードの旅のイメージみたいで、昔使ったサムソナイトのスーツケース、添乗員さんは小柄なロシア人っぽい人で、待ってあげるからと言われ、ツアーバスの皆さんに頭下げまくっているうちに目が覚めました。

 夢にまで見てしまった落とし物の話でした。

  昨日、友だちにスカーフなくしたと言うと、彼女たちもそんなことあるよ、と慰めてくれました。

  夜になって愛読しているブログの少し年下のブロガーさんが、ご友人と鎌倉にハイキングに行って楽しかったけれど、二人してどこかでハンカチを落としてしまったと書いておられましたので、トホホな落とし物、年齢相応ってことで良いかなぁ?

  落とし物をした=厄落としをした、と言うことにして諦めつけます。

  40年も使ったんだから、新しいの買いなさいって事かな? 買わないつもりだけど。f^_^;

人気blogランキングへ