「それが泊めてもらう人の態度?」という今朝の「虎に翼」のセリフが刺さりました。

  戦災孤児として悲惨な境遇で、かっぱらい等の犯罪に手を染め、これ以上心が傷つかないようにと不貞腐れた態度を取る道男君を家に泊めてあげると寅子が連れて来て、その傍若無人ぶりに呆れた親友にして兄嫁の花江さんが放ったことばです。

  道男君の場合は、幼い時からの壮絶な人生を想像したら、そんな態度になってしまうのもいたしかたないのかもと同情しますし、おそらくこれからは寅子たちの人生に影響を与えつつ、橋爪家をはじめとする周囲の人たちからの良き影響を受けて、りっぱな青年になるのだろなぁと思いますが・・・

  いるんだよなぁ、壮絶な人生を送って来たわけでもないし、世間的には常識的な家庭に生まれているようにしか見えないのに、花江さんがつい放ったような「それが〇〇してもらう人の態度?」と言いたくなる輩が。
 「相手に頭を下げずにしてもらうだけの価値が自分にあると思っている」んだろうなぁとしか思えない人ってたまにいますよね。王様気取りなんだか、女王様気取りなんだか知らんけど・・・。

  そういう人たちに多くみられるのが
 

  してもらっている事に感謝しない
  してもらっているのにケチをつける
  お願いせずに人に何かをさせようとする
  におわせて相手が動くように仕向ける
  相手の言動が思い通りではないのが許せない
  思い通り動かない相手には脅しをかける


  気が利く、1を聞いて10を知るなど、察する力を美徳として育てられる事の多い日本人。

  特に女性にはその能力が求められて来ました。

  察する力をベースのおもてなしが、言われたことしかやらないビジネスライクな海外の人たちには大人気です。

  ですが、察する力があるが故にブラック労働ややりがい搾取という問題も起こるのではないかと思わないでもありません。

  そこまで行かずとも、察する力があるばかりに、ずるい人に振り回された経験は多くの方がされているのでは?

  基本的に鈍感な方であると自負しているワタシではありますが、良妻賢母コースが女性の幸せとされた皆婚世代の端くれとして、子どものころからの反発心、斜めからものを見る傾向を家じゅうからとっちめられ、無理くり察する力を後付けしました。

  後付けだろうとデフォルトだろうと、察する力を悪用する輩に振り回されるのは同じこと。

  ずるっちい輩は、意図してか無意識にかは知りませんが、会話の端々に自分が困っている事、して欲しいことをちりばめて、相手が身を乗り出して手伝おうと言い出したり、何とか解決しようとアドバイスしてくれるよう仕向けます。

  ですが、乗っちゃぁいけませんぜ!
 
  善意でした事は全部「あなたが好き好んでやっただけでしょ」とすり替わり、下手したら「あなたが言ったとおりにしたら失敗したじゃないの」とキレられたりしかねません。

  さらに相手のアドバイスを横取りして、アイデアを出したのは自分、自分が優秀だからと手柄を主張する輩もいます。

  自覚してやってたらまだしも、重症になると、自分が最初からそう考えていたと信じ込んでいて、事実誤認を指摘した相手をうそつき呼ばわりする始末です。

  よく言うサイコパス、もしくはそれに近いかも。 とにかく近づいたら危険!

  ですが、サイコパス気質は最初のうちは人当たりが良い常識人に見えて、すぐにはわからないことが多いようです。

  サイコパスは転居、転職、結婚などにより、慣れない場所にひとりきりで心細く思った時、とても親切に接してくれますが、それは吸い寄せられる獲物を狙っているだけの事。獲物になったとたんにふるまいが変わります。

  親切に下心があるのがサイコパス。

  いい人そうに見えるけど、イヤな思いをすることが多いと気付いたり、損な役回りばかりさせられる相手がいたら、その人はサイコパス気質の可能性が高いです。

  道男君のように訳ありで、心がほぐれたら態度が大幅に変わるであろうというケースと違って、サイコパスの辞書には改心はないものと思われます。

  何てたって自分が1ばん正しいのだから!

  サイコパスにいちばんいい盾になるのは鈍感力だと長年の経験から学びました。

  サイコパス相手に正論をぶちかましても無駄。逆恨みをされるが関の山です。が、あれこれ言ってこちらの親切心を引き出そうとする輩に対しては何を言われようが「ふ〜ん、そうなんですか」「へ〜」と、相手がとりつくスキを与えないつまらない対応をすれば良いのです。

  サイコパスはプライドが無駄に高いので、そういう相手に対しては「鈍感なおバカさんね」「こんなバカの相手はしてられない」と思って、他のお人よしを探し始める事でしょう。

  結論:磨け鈍感力!

  と今朝の朝ドラのあの場面から思ってしまった、今日も斜め視線のワタシでございます。(^^ゞ

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