家人Aは七夕どころじゃない久しぶりに庭木の手入れをしに来てくれた植木屋さんがいるので出られずということで、私だけタクシーで近隣のうなぎの名店に連れて行ってもらいました。

　　うなぎを食べるのは、七夕どころじゃない、植木屋さんどころじゃない、一体この前に食べたのはいつだった？というほど久しぶりの渋ちん暮らしです。

　　年々歳々やせ細っているようにしか見えない老母を心配してくれてのうなぎ振る舞いらしく、いちばん大きいうなぎのを勧めてくれましたが、おそらく完食は厳しいと思い、次のランクにしました。



　手前の白く見えるのは塩焼きで、初めて食べましたが、さっぱりした味わいの中にうなぎのコクがあって、甘辛なタレの濃厚なおいしさとはまた違うおいしさでとても新鮮でした。

　　やっぱりこの量で十分で、家人Bと同じのをいただかず正解でした。

　　建て替え前の義実家を思い出す（厳密に言うと、ものがなければこんなふうだっただろうなぁと言う感じ）二階の和室の座卓でいただきました。

　　古色蒼然とした天井の板張り、昭和らしい襖紙など、落ち着く席でした。

　　満腹になって、食後のコーヒーを飲みたいという家人Bがすぐに探し出したのは小田急線新代田駅舎に併設のコーヒーショップ。

　　シンプルなインテリアの明るい店内で家人Bにアイスコーヒー、私はアイスアールグレイ。これは私持ち。

　　店内で配車アプリでタクシー待ち。

　　来る時もそうでしたが、今どきはやはりタクシーはすぐには来ませんね。ですがエアコンの効いたお店で待つ分には苦になりません。

　　行き帰り、別のタクシー会社でしたが、どちらも背が高めのスライドドアの黒塗り、運転手さんが年配の落ち着いた感じの方たちでした。

　　帰宅後、家人Bの夕方の用事の予約時間までは我が家で涼んでいました。

　　老人視察目的もあったようです。

　　夕食用にUberで二人分の大戸屋の定食まで取ってくれ、至れり尽くせりのなかなかの大盤振る舞いでした。



　　貴重なボーナスで奮発してくれて感謝です。

　　タクシー手配からカフェ探し、QRコード決済、Uberまで、今どきの若者のなんでもスマホひとつでこなしてしまうのを間近に見て、使いこなせる人には便利な世の中になったなぁと思います。

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