子どもの歌の南の島のカメハメハではありませんが、波の音はしないけれど、とにかく眠たい1日でした。
この何年間か、寒くても暑くても眠たくなるのです。
晩年、私がいても良く寝ていた父の姿を思い出します。
睡魔に襲われつつ、合間に図書館から借りた本の一冊を読み終えました。
東日本大震災の年、地震発生後に発行された本ですが、執筆時期がそれ以前で、かなりの歳月をかけての取材がベースになっているのと、本の性格からか、一切震災への言及はありません。
故宮博物院が北京の紫禁城と台湾の台北郊外の博物館のふたつあるのは有名だし、蒋介石が多くの文物を台湾に移送するような事態になったのは、そもそも日中戦争があったからなのも知られていると思います。
と思うのは、自分も含めてある程度の年配層だけでしょうか?
今や台湾侵攻の危険性が高まっていると言われており、日中関係もあまり良くありませんが、2011年以前は宥和的雰囲気の中、ふたつの故宮博物院の合同展を日本で開催出来ないかと言う話が出ていたのですね。
たまたま一緒に『東京国立博物館 150年のあゆみ』という本も借りていたので、巻末近くにある2001年の独立行政法人化以降の特別展のポスターを並べているページを見てみました。
時々中国文明に関わる展示はありますが、北京故宮博物院200選が2012年に。台北故宮博物院展が2014年にとバラバラに開催されていました。
日本の天皇家のような連綿と続く王家がなく、覇者が王となり、倒された王やその家系は滅びてしまう中国では、権力者にとっての証は文物になる、だからこそ追われた蒋介石は台湾に貴重な文物を移送したなど、知らなかったことも多く興味深く読めました。
なのに、合間に睡魔が襲う。いや、睡魔に襲われつつも読了できたほど面白かったと言うべきかも知れません。
中台どちらにも取材をしている著者が時々漏らす本音、例えば北京の故宮博物院は世界遺産である紫禁城に見入るので展示品に気が回らない上、ものすごく歩かされるので、紫禁城とは別に博物館を建てるべき、と言うのはなるほどと思いました。
さらに中国人と日本人の美意識はどうも違うようだには共感しました。
2009年に台北の故宮博物院に行きましたが、微に入り細に入りと言う感じの工芸品はすご〜い!と技術と執念に感心はしたけれど、すてきとか好きとは思えませんでしたので。
今日は他にほぼ一年ぶりに車を運転して、ゴミ捨てとウェルシアで買い物しました。
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この何年間か、寒くても暑くても眠たくなるのです。
晩年、私がいても良く寝ていた父の姿を思い出します。
睡魔に襲われつつ、合間に図書館から借りた本の一冊を読み終えました。
東日本大震災の年、地震発生後に発行された本ですが、執筆時期がそれ以前で、かなりの歳月をかけての取材がベースになっているのと、本の性格からか、一切震災への言及はありません。
故宮博物院が北京の紫禁城と台湾の台北郊外の博物館のふたつあるのは有名だし、蒋介石が多くの文物を台湾に移送するような事態になったのは、そもそも日中戦争があったからなのも知られていると思います。
と思うのは、自分も含めてある程度の年配層だけでしょうか?
今や台湾侵攻の危険性が高まっていると言われており、日中関係もあまり良くありませんが、2011年以前は宥和的雰囲気の中、ふたつの故宮博物院の合同展を日本で開催出来ないかと言う話が出ていたのですね。
たまたま一緒に『東京国立博物館 150年のあゆみ』という本も借りていたので、巻末近くにある2001年の独立行政法人化以降の特別展のポスターを並べているページを見てみました。
時々中国文明に関わる展示はありますが、北京故宮博物院200選が2012年に。台北故宮博物院展が2014年にとバラバラに開催されていました。
日本の天皇家のような連綿と続く王家がなく、覇者が王となり、倒された王やその家系は滅びてしまう中国では、権力者にとっての証は文物になる、だからこそ追われた蒋介石は台湾に貴重な文物を移送したなど、知らなかったことも多く興味深く読めました。
なのに、合間に睡魔が襲う。いや、睡魔に襲われつつも読了できたほど面白かったと言うべきかも知れません。
中台どちらにも取材をしている著者が時々漏らす本音、例えば北京の故宮博物院は世界遺産である紫禁城に見入るので展示品に気が回らない上、ものすごく歩かされるので、紫禁城とは別に博物館を建てるべき、と言うのはなるほどと思いました。
さらに中国人と日本人の美意識はどうも違うようだには共感しました。
2009年に台北の故宮博物院に行きましたが、微に入り細に入りと言う感じの工芸品はすご〜い!と技術と執念に感心はしたけれど、すてきとか好きとは思えませんでしたので。
今日は他にほぼ一年ぶりに車を運転して、ゴミ捨てとウェルシアで買い物しました。