一昨日の夕刻から当地はかなりの土砂降りで時として地響きがするくらい雷様も暴れておられ、家人Aのスマホも私のスマホも警報音を放ちました。

  ニュースでご覧になった方もいらっしゃるかも知れませんが、北杜市含む山梨県の何箇所かに警報が発令されました。

  北杜市には土砂災害危険区域があるので、おらが村の役所の支所も避難受け入れ準備をしていると通知がありました。

  まぁ大丈夫じゃないかなと思いつつも、歩いてよく買い物に行く三分一湧水館のあるあたりは戦時中に土砂崩れで大きな被害を出し、大荒れの碑と言う石碑があるので心配でした。

  が、一夜明ければ太陽の照りつける上天気でした。

  朝のうちに片づけネタを書きましたが、3時のおやつタイムに兄宅に行き、おしゃべりを楽しみ、帰り際には兄嫁からホームメイドのいなり寿司と海苔巻きをいただき機嫌よく帰宅しました。

  そこでスマホをチェックしたら目に入ったのが宮崎県日南市を中心とする大きな地震の情報だったのです。

  日南市と言えば六月頭にジャカランダを見に行ったところです。

  この時は宮崎市内に2泊、到着空港こそ鹿児島空港でしたが、オール宮崎県の旅でとても楽しかったので、あの場所は大丈夫だろうか? あのお店は? あの時会った人は?

  と、とても気になりました。

  しかも南海トラフ地震の予兆の可能性があるかもという不穏な情報も目に入り、今度は東海地方に暮らす友人たちの事が心配になりました。

  テレビをつけたら、前日まではオリンピックの中継時間だったのにNHKは 2chともに地震情報オンリーです。

  テロップ、アナウンサーの説明などなど見ているうちにせっかくいただいたお寿司が喉を通らなくなりました。

  当地は地デジ化以降、別途契約しないと民放はローカルの2局のみしか見られませんが、片方の局はのどかなローカルニュースだったので、申し訳ないけれどチャンネルを替えました。

  山梨県の放送局ってNHKも含みかなり連携しているようなので、おそらくどちらかの局は通常運転でと言う取り決めがあるのではと想像しました。

  東日本大震災のあと、首都圏の人たちがテレビ東京を見てホッとしたように。

  それでやっとお寿司をいただけましたし、料理する気力かとことん失せてしまったので、ありがたかったです。

  今日は早朝、余震があったようですし、ものすごく高い確率で、ではなくても相対的に南海トラフ地震の危険性が高まっているので概ね一週間は注意を、と言うことで東海道新幹線をはじめとして、リスクのある地域を運行する列車は速度を落としていたり、NHKは朝から画面に囲みがついてテロップを流していたり、ものものしい体制です。

  首都直下型も含めて、大きな地震がいつ起こっても不思議はないと言われていますが、こんな酷暑の時期に起こりませんように。

  『災害級』の『級』は要らないんではない?と言うほどの暑さです。

  これで停電や断水でも起きたらとんでもないことになってしまいます。

  大地の神様がおられるのならお鎮まりくださいと切に願います。

  寒くて凍えるお正月に能登を襲った地震の復旧もなかなか進まない中、今度は酷暑に大きな地震が起きるとは…

     もはや経済大国ニッポンは過去のものとなりましたが、その代わりが災害大国ニッポンになるのは勘弁して欲しいです。

  と言っても自然がもたらすことですから、人として出来ることをしておくしかないのですが、仮に被災したとして、避難所や復旧の道筋等の課題がクリア出来ていたらだいぶ違うと思います。

  今ひとつ心配なのは、激甚災害の多発を理由に、緊急事態条項が通ってしまうのではないかと言うこと。

  このところ民意に沿っているとは思えない決め事や裁かれない不祥事が多い今の政府に決めてほしくないと言うのが本音です。

  緊急事態条項が適用出来るようになったら、今でさえ重税感、圧迫感の強い暮らしが、かつての大政翼賛状態になってしまうのではと懸念します。

  大河ドラマでは安倍晴明が日照りの都に雨を降らせましたが、そんな不思議な力で大地震をおさえてくれる陰陽師がいてくれたらと叶わぬことを願ってしまいます。

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