こう言う時にはXです。世田谷たまがわ花火大会のアカウントがあって開催するかどうかなどチェックできました。

　　有料観覧席も販売されるくらいで盛会だろうけれど、人混みを避けてキャロットタワーの最上階で遠望を楽しもうという企てですが、同じことを考える人たちは少なからずいるようで、展望フロアにあるホテルオークラ系のレストランやカフェは満席で、無償で入れる窓際部分には人垣が出来ました。

　　とは言ってもめちゃくちゃな混乱もなく、みなさん開始時間の6時を待ち、オークラのお店の方がフロアの照明を落とす心遣いもしてくださいました。

　6時過ぎから始まるはずですが、なあんにも見えない。音はほのかに聞こえます。

　そのうちに何やらうっすらピカピカと光が見えました。

　　若い人には分からんだろうなと思いつつ、マダムと私は銭形平次が出動する時、妻のお静がお前さん、行ってらっしゃいと打った火打石から出る火花を思い出したのです。

　　ホント、火打石がやっと。とても写真に写るレベルではないのですが、下の写真の丸で囲んだ中に本当に本当にうっすら星みたいなのがあります。



　　何しろこのレベルかこれに毛が生えたレベルでしか見えないのであります。

　　開始後15分くらいにはそれなりの見応えのある大輪を打ち上げるであろうに全く気配がない。

　　Xで#たまがわ花火大会で検索すると、打ち上げ地点に近い観覧席でもモワッとしてあまりクリアに見られないという投稿が出て来ました。

　　お子さん連れの方々を中心に早々に見切りをつけて立ち去る方続出で、その分前が開きましたが、やっぱり花火らしいものは見えず火打石ばかり。

　　展望フロアで花火開始まで30分近く立ちっぱなしで待っていたのに甲斐がないこと。脚も疲れるし、お腹は空いて来るし、我々も撤退！



　土曜の夜のファミレスより穴場かもよでコメダ珈琲店に行ったのは大正解でした。ヽ(´▽｀)/

　　花火はほぼ見られなかったけれど、展望フロアから見下ろす景色に高さは違えども台北101から見た雨の日の夜景を懐かしく思い出しまして行って良かったです。

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