図書館から借りて来たこの本、オサレな写真と格言のような著者の言葉で構成されていて、ラクをしたければモノは最小限にした方が良いというコンセプトです。
速読しようと思えば、20分程度あれば読めます。
サッと読めはしますが、ぐ〜たらな身に適切かつ痛いお言葉が刺さります。
速読しようと思えば、20分程度あれば読めます。
サッと読めはしますが、ぐ〜たらな身に適切かつ痛いお言葉が刺さります。
家人Aにピッタリだと思ったのが
物に愛着を持てない人ほど使わないものに執着する。
もしかして家人Aのこと知ってます?と言いたいほどズバリです。
前の家に住むようになって日が浅い頃に私の貯金から家人Aに横浜家具のライティングデスクを買ってやったことがありました。
が、デスクとして機能したことはほとんどなく長年に渡り単なる物入れ兼物乗せと化していたので、当地に転居に当たりようやく没収しました。
今、私が毎日便利に使っていますが、可哀想に傷だらけになっています。使ってないのに傷だらけなのは、周囲に置いたガラクタを動かすたびに崩れたダンボールがぶつかったり、物が多すぎて取り落とした物がぶつかったりしたからです。
使い込んでの傷ではない分痛々しい。
近年私が心がけるようになった心境と同じくことも書かれていました。
捨てずに持ち続けたところで死んで持っていけるものはないし、使ってくれる人もいない。
すごいですね。私が人生半分以上過ぎてようやく気がついた事を30代前半には気付いておられるなんて。
かなり痛いところを突かれたなと思うのは
今日の服が妥協でもそこから印象はつくられてそのうち、それがセンスになる。
古いパンツも捨てられず、女をサラリと捨てていく。
短文でピシピシ決まり、まるでカトリックの幼稚園でいただき小学校低学年まで遊んでいた『イエズスさまカルタ』のような教訓感あります。💦
ファッショんとかほぼどーでもいいよで生きていますが、時々、電車の中とか出先で行き合う同年代か年上と思しきおしゃれでセンスの良い方を見ると、やっぱり素敵だなぁと思うので、上の二項はまさに自分のことを言われている感じがします。
さらに最終章の人間関係&思い出のパートには
『してあげているのに』と不満なこと、明日はそれをやめてみる
と言うのもありまして、私が毎日家事育児に追われて、不満ウダウダでパンク寸前だったその同じ年頃で、こんなに達観してる著者すごい!と感心するばかりです。
世の中にはこの方のように早く生活の極意とか生きる指針を見つけられる人と、人生残りが少なくなってやっとこ気が付く(がなかなか体が動かない)私みたいなタイプと、家人Aをはじめとする気付かぬままの人がいるようです。
人生終盤に近付いたら、いっそのこと気付かない方が気楽で良いのかも?
すご〜くはた迷惑💢ですけどね。
捨て活に励むための愛のムチになってくれそうな本です。
28文字の捨てかた [ yur.3 ]
蛇足:イエズスさまカルタは淡色のイラストで中には時々とてもかわいい動物の絵なども混ざっていて、そういう絵札は私のお気に入りで取れないと泣いていました。覚えているのは「許せばあなたも許される」「親の言いつけ神の声」「毛衣まとった聖ヨハネ」「ヤコブのはしご天まで届け」。
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物に愛着を持てない人ほど使わないものに執着する。
もしかして家人Aのこと知ってます?と言いたいほどズバリです。
前の家に住むようになって日が浅い頃に私の貯金から家人Aに横浜家具のライティングデスクを買ってやったことがありました。
が、デスクとして機能したことはほとんどなく長年に渡り単なる物入れ兼物乗せと化していたので、当地に転居に当たりようやく没収しました。
今、私が毎日便利に使っていますが、可哀想に傷だらけになっています。使ってないのに傷だらけなのは、周囲に置いたガラクタを動かすたびに崩れたダンボールがぶつかったり、物が多すぎて取り落とした物がぶつかったりしたからです。
使い込んでの傷ではない分痛々しい。
近年私が心がけるようになった心境と同じくことも書かれていました。
捨てずに持ち続けたところで死んで持っていけるものはないし、使ってくれる人もいない。
すごいですね。私が人生半分以上過ぎてようやく気がついた事を30代前半には気付いておられるなんて。
かなり痛いところを突かれたなと思うのは
今日の服が妥協でもそこから印象はつくられてそのうち、それがセンスになる。
古いパンツも捨てられず、女をサラリと捨てていく。
短文でピシピシ決まり、まるでカトリックの幼稚園でいただき小学校低学年まで遊んでいた『イエズスさまカルタ』のような教訓感あります。💦
ファッショんとかほぼどーでもいいよで生きていますが、時々、電車の中とか出先で行き合う同年代か年上と思しきおしゃれでセンスの良い方を見ると、やっぱり素敵だなぁと思うので、上の二項はまさに自分のことを言われている感じがします。
さらに最終章の人間関係&思い出のパートには
『してあげているのに』と不満なこと、明日はそれをやめてみる
と言うのもありまして、私が毎日家事育児に追われて、不満ウダウダでパンク寸前だったその同じ年頃で、こんなに達観してる著者すごい!と感心するばかりです。
世の中にはこの方のように早く生活の極意とか生きる指針を見つけられる人と、人生残りが少なくなってやっとこ気が付く(がなかなか体が動かない)私みたいなタイプと、家人Aをはじめとする気付かぬままの人がいるようです。
人生終盤に近付いたら、いっそのこと気付かない方が気楽で良いのかも?
すご〜くはた迷惑💢ですけどね。
捨て活に励むための愛のムチになってくれそうな本です。
28文字の捨てかた [ yur.3 ]
蛇足:イエズスさまカルタは淡色のイラストで中には時々とてもかわいい動物の絵なども混ざっていて、そういう絵札は私のお気に入りで取れないと泣いていました。覚えているのは「許せばあなたも許される」「親の言いつけ神の声」「毛衣まとった聖ヨハネ」「ヤコブのはしご天まで届け」。