我が家のクルマの保険の更新時はよりによって年末なのです。

  1番バタバタ慌ただしい時期に保険を更新・・・どうしてそうなっちゃったんだかわかりませんが、おそらく家人Aが最初に買った車の納車時期が年末だったのではないか・・・と想像しております。

  何年か前までは、いや昨年ですら、自動車損保を決めるときには特典が貰えるかどうかをチェックしたり、何社からか見積もりを取って、1番割安感があるところを選んだりと、要するに「節約」に励んでいたのです。

  去年はたまたまパルシステムがお米をくれるというので乗っかりました。

  ですが、そういう風にいろいろ調べたりするのが年々面倒くさくなっています。

  先日、去年加入したダイレクト系損保会社から早割の案内が届きました。11月7日までに加入すると600円引きだそうでして・・・

  もういいや、アイスクリーム1個とかよりいいぞ〜(もし今年お米プレゼントがあったらそちらに寝返ってしまいますが)。

  と先ほど更新してしまいました。

  年を取ると何時間もぶっ通しで寝るのはむずかしくなって「寝るのも体力がいる」とも言いますが、節約なんてその最たるもの。

  駄文で長い当ブログの、ワタシにとってのメリットは、過去の出来事を調べられるに尽きるのですが、9年ほど前の日記を見ていて、セコさに裏打ちされた移動の仕方には我ながらビックリです。

  5200円で3日有効の私鉄乗り放題きっぷのもとを取ろうと、朝は京都にいて叡山電鉄に乗ってるのに、昼過ぎには奈良の、しかも長谷寺まで行って、土砂降りに見舞われつつもその日の夜は京都に戻っている・・・



 今ならとてもできません。

 今より若い頃は、年配の方が「こういう風にすれば節約になりますよ」と言っても「今のままでいいの」とおっしゃるのは、生活周りに余裕がおありだからなのに加え、節約に価値を感じない方なのだろうなぁと思っておりました。

  確かに上の世代の方は今の我々に比べ年金受給額も大きいし、しかも社会保障費で抜かれるものも小さくて圧倒的にゆとりがあったのは事実です。

  が、面倒くさいし、仮に節約してお金を浮かせたとしても、それでどこかへ行ったり、何かを買ったりという元気もなくなりつつあると言うのも大きい。

 と自分がその年齢になって来て実感しております。

 めんどくさい、で以前ほど節約しようとか、元を取ろうと言う風に動けない、しかし一方では、それでも日々の暮らしが成り立っている。

  可処分所得がどんどん縮んでいる重税感甚だしい今の日本ではとてもありがたい事なのかも知れません。

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