立冬、木枯らしのような風が吹くのに、未だに庭に出るとやぶ蚊が狙って来ます。

  いったいどこにやぶ蚊の発生源があるんだろうと思っておりましたが・・・

  ありましたよ、我が家の庭に。

  家人Aの部屋(と言っても単なる倉庫と化していて、昼なお暗き空間です(;´Д`A ```)の前の治外法権エリアになっている箇所に置いてある古い鉢に水がいっぱい溜まっていました。

  おそらくここに蚊が卵を産み付けてボウフラから成長して、刺しまくるために飛んできていたのでしょう。
  発見時は作業出来る状態ではなかったので放置しましたが、今日は蚊も出ないかもと期待して庭に出ました。

  いちばんにやった事は問題の鉢をひっくり返しての水抜き。ビロード状態のコケが生えておりましたので、蚊のみならずコケにも居心地が良い環境になっていたようです。ビロードコケは温存したいので、水切りが甘くなりました。

  続いて、アカシアみたいな葉っぱの草を抜きまくる。

  いったいどこから飛んでくるのか分かりませんが、うちの庭にはアカシアみたいな草がやたらと生えまくっています。もし成長して木となった場合、混沌とした庭の様相がさらにすさまじいことになるのは必定なので、草だか木だかわからないうちに抜いておくのが吉と判断しました。

  またつるを伸ばしていろいろなところに絡みつこうとしているシダの仲間と思しき草、どうやらカニクサまたの名をツルシノブと言うらしいのですが、こちらは抜くのは困難なので、花ばさみで地面に近いところをチョキチョキしまくり、もさもさしたやわらかい葉っぱをまとめました。

  なんだかよくわからないが丈高くなりつつある雑草も抜いて、ついでに地べたを這うように生えているコニシキソウなどもぶちぶちして、併せて45リットルのごみ袋に入れました。

  さらに北側のじめじめしたところ、もはやゼニゴケのカーペット状態ですが、そこに生えている雑草も少し抜いて、やれやれ一仕事すんだぞと戻って来ると・・・

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 室外機のちかくにこんな闖入者が。

 鳥の事はよくわかりませんが、羽の感じからは小型の鳩のように見えます。

 普通なら人が近付いたら逃げそうなものなのに、非常に近くまで寄っても全く動きません。

 羽の付け根あたりがけば立って膨らんでいるようで、もしかしたらネコか何かに襲われたのかも知れません。さっきまではいなかったのにやって来たのは、ここなら少しは安全だと思ったのでしょうか。

 いやはやどうしたもんかな。この調子だと明日の朝はおなくなりになっているかも知れないし、それ以前に最近また我が物顔で庭に入り込むようになったあいつに見つかったら・・・

 明日の朝、シャッターを開けた時に悲惨な光景を見なくてもすみますように。🙏

 部屋に入っても、台所の窓からじっとうずくまっている鳥の姿が見えました。

 しばらくして見ると・・・ああ、良かったいなくなっていました。

 庭の他の場所でお隠れになっている可能性もないとは言えませんが、骨休めならぬ羽休めが出来て無事に本来の場所に戻ってくれたらいいなぁ。

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