東京の国立第一体育館で開催されるNHK杯。
これは行かない手はないでしょう。
で、6年前の広島遠征以来、2回目のNHK杯の観戦に行きました。
これは行かない手はないでしょう。
で、6年前の広島遠征以来、2回目のNHK杯の観戦に行きました。
観戦前に今春横浜でバラ見散歩したコヅ友さんとIKEAで軽食を食べました。
東京にIKEAが出来ている事すら知らなかったお上りさんですが、渋谷にも原宿にも進出しているようでありまして、原宿店に行きましたが、店内は既にクリスマスムード満載。
薄い小麦粉の皮に包まれたサラダをいただく感じでありました。メンバー登録すると50円オフになるみたいで、むか〜し日本に進出したての新横浜店で作ったIKEAカードはさすがに無効でした。
しばしおしゃべりを楽しんだ後、いよいよ入場。
丹下健三建築の国の重要文化財であります。1964年の東京オリンピック(私が渋谷の小学校に入学した年です)のためにつくられた独特の形。当時はとても斬新でしたが、今も新鮮さを失っていない。渋谷の駅界わいが似たような無機的なビルだらけになってしまった今だからこそ、さらに個性を放っているし、こんな余裕がある建物が渋谷という土地に建つことはもうないんだろなぁと感慨深いものがあります。
競技開始前に間に合いまして、リズムダンスから。リズムダンスというくらいだからリズムが取りやすい曲となると圧倒的に1950年代から1970年代の曲、それもいわゆるブラックミュージック系が多い。
なつかしいなぁと思いつつ、見事なステップを楽しませていただきました。日本から若いカップルも誕生しているようで今後が楽しみ。マディソン・チョークとエバン・ベイツの愛称チョクベイ組はさすがに見事でした。
続いてペア。これは圧倒的にりくりゅうが強い。
私は木原龍一選手を見る都度、この人こそTHE努力だと思ってしまいます。
木原選手がシングルの時をぎりぎり知っていますが、あの時はスリムな体型でTHE ICEの群舞で照明を落としている時など小塚氏と見間違えることもあったくらいでした(今は小塚氏も年齢相応のオジ体型に近づいていますが💦)。
最初にペアを組んだ、彼をペアの世界に誘ってくれた高橋成美選手との演技で、リフトする腕がぷるぷる震え気味だったのを覚えています。あきらかにしんどそうでした。
それが今や体型もがっしりと頼もしくなって、世界の第一人者になっているというのが素晴らしい。ペアのお相手の尽力もあると思いますが、芽が出ない時も腐らずに練習を重ねて来た精神力にはたたただ頭が下がり、うるうるしてしまいます。
もちろんすてきな演技でトップ通過でありました。
男子・・・NHKはもっぱら鍵山選手ばかり取り上げていますが、日本勢がショートで3位までを独占。3位に入ったの壷井選手は第一グループの二番目の滑走でしたが、そのまま俗にいう「漬物石」状態になって、上位の選手が登場してもなかなか順位を譲る事ない高得点でした。
印象的だったのは中野コーチ(坂本花織さんと同じ)傘下ですが、彼の会心の演技後にリンクサイドにいた濱田コーチが飛び上がって喜んでいた姿がスクリーンに映った事。会場からはほんわかした笑いが漏れました。
ジェイソン・ブラウンは相変わらずの美しい滑り。ジャンプが決まらず演技後にやっちまったと言うジェスチャーを愛嬌たっぷりにする相変わらずの人気者。
三浦選手もやりまして・・・気迫の演技で100点越えました。 鍵山選手のトップ通過は想定内でしたが、滑らかな美しいスケーティングでしたし、ガッツポーズも見られました。
女子で今回、私が楽しみにしていたのが、前の住まいのお近く出身の青木祐奈選手の出場。
いっとき不振に陥ってた祐奈さん、昨年もNHK杯に出場。今年はどうかなと思ったら嬉しいことに出場が決まりました。
第一グループの第二滑走でしたが、実にエレガント。連続ジャンプが彼女独特で切れ目なくくるくると回転。壷井選手と同じく漬物石状態でした。
新進気鋭の千葉選手は浅田真央さんの14歳くらいを思い出す細いのに安定感のある美しい演技でしたし、坂本花織選手のダイナミック演技も堪能できました。
今回、近いのもありましたが、何があって突然行けなくなるか分からないしという事もあって豆粒席と呼んでいるいちばん安いチケットで座席は階段の一番上、つまり天井に限りなく近い位置でしたが、豆粒よりは大きくクリップサイズでありました。
最上段ではあるけれど、貴賓席のある演技が正面から見られる位置だったので、選手の表情や指先のような細かい部分は見えないのですが、全体の動きがよくわかりました。
リンクをどれくらい使っているのかとか、全体的な動きでぎくしゃくしたところがあるか、滑らかかどうかというのが一目瞭然なのは、天井桟敷ならではの特典だと思いました(観戦用のオペラグラスも持参しましたが、スピードが速く追えないです)。
以前の住まいからだったら、他の多くの方がされていたように、甚だ失礼とは思うものの、結果を見るまでもなく順位の分かる坂本選手の採点を待たず、早く帰らなくちゃとなったと思うのですが、今回は名古屋のガイシアリーナの帰りに名古屋駅界隈のホテルに泊まるみたいな距離感覚だったので、最後まで見終えることが出来ました。ヽ(^o^)丿
が・・・・
疲れたのなんのって・・・・6年前のNHK杯は観光半分で、宮島に行ったりもしましたが、まぁ、よく体力があったものです。
去年の今ごろ、那智熊野大社の石段をガシガシ上がっていたのに、第一体育館の急な階段を何段か上るだけでくたびれましたわ。
アイスショーはともかく、長丁場になる試合観戦は今回が最後かも知れないなぁ。
なお、おトイレ問題を懸念しておりましたが、国立第一競技場はトイレの数が収容人数に対して少なすぎるので臨時に男子トイレが女子用に開放されていて(男子用小用便器はロールスクリーンで隠されているという配慮アリ)、しかも長蛇の列に並んで戻って来ても間に合うような時間配分となっておりました。 その分、なおさら長丁場になるという痛しかゆしではありましたが、トイレの近いおばちゃんとしてはホッとしました。
去年の9月、本日と同じ国立第一体育館に行きこんな日記を書いておりましたわ。コンサートなので奇跡的にといれに行かず済んだとの事でありますが、やっぱり「もう行けそうもないかも」(大意)と書いております。
もうはまだなりと言うけれど、まだ行けるかしら?
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東京にIKEAが出来ている事すら知らなかったお上りさんですが、渋谷にも原宿にも進出しているようでありまして、原宿店に行きましたが、店内は既にクリスマスムード満載。
薄い小麦粉の皮に包まれたサラダをいただく感じでありました。メンバー登録すると50円オフになるみたいで、むか〜し日本に進出したての新横浜店で作ったIKEAカードはさすがに無効でした。
しばしおしゃべりを楽しんだ後、いよいよ入場。
丹下健三建築の国の重要文化財であります。1964年の東京オリンピック(私が渋谷の小学校に入学した年です)のためにつくられた独特の形。当時はとても斬新でしたが、今も新鮮さを失っていない。渋谷の駅界わいが似たような無機的なビルだらけになってしまった今だからこそ、さらに個性を放っているし、こんな余裕がある建物が渋谷という土地に建つことはもうないんだろなぁと感慨深いものがあります。
競技開始前に間に合いまして、リズムダンスから。リズムダンスというくらいだからリズムが取りやすい曲となると圧倒的に1950年代から1970年代の曲、それもいわゆるブラックミュージック系が多い。
なつかしいなぁと思いつつ、見事なステップを楽しませていただきました。日本から若いカップルも誕生しているようで今後が楽しみ。マディソン・チョークとエバン・ベイツの愛称チョクベイ組はさすがに見事でした。
続いてペア。これは圧倒的にりくりゅうが強い。
私は木原龍一選手を見る都度、この人こそTHE努力だと思ってしまいます。
木原選手がシングルの時をぎりぎり知っていますが、あの時はスリムな体型でTHE ICEの群舞で照明を落としている時など小塚氏と見間違えることもあったくらいでした(今は小塚氏も年齢相応のオジ体型に近づいていますが💦)。
最初にペアを組んだ、彼をペアの世界に誘ってくれた高橋成美選手との演技で、リフトする腕がぷるぷる震え気味だったのを覚えています。あきらかにしんどそうでした。
それが今や体型もがっしりと頼もしくなって、世界の第一人者になっているというのが素晴らしい。ペアのお相手の尽力もあると思いますが、芽が出ない時も腐らずに練習を重ねて来た精神力にはたたただ頭が下がり、うるうるしてしまいます。
もちろんすてきな演技でトップ通過でありました。
男子・・・NHKはもっぱら鍵山選手ばかり取り上げていますが、日本勢がショートで3位までを独占。3位に入ったの壷井選手は第一グループの二番目の滑走でしたが、そのまま俗にいう「漬物石」状態になって、上位の選手が登場してもなかなか順位を譲る事ない高得点でした。
印象的だったのは中野コーチ(坂本花織さんと同じ)傘下ですが、彼の会心の演技後にリンクサイドにいた濱田コーチが飛び上がって喜んでいた姿がスクリーンに映った事。会場からはほんわかした笑いが漏れました。
ジェイソン・ブラウンは相変わらずの美しい滑り。ジャンプが決まらず演技後にやっちまったと言うジェスチャーを愛嬌たっぷりにする相変わらずの人気者。
三浦選手もやりまして・・・気迫の演技で100点越えました。 鍵山選手のトップ通過は想定内でしたが、滑らかな美しいスケーティングでしたし、ガッツポーズも見られました。
女子で今回、私が楽しみにしていたのが、前の住まいのお近く出身の青木祐奈選手の出場。
いっとき不振に陥ってた祐奈さん、昨年もNHK杯に出場。今年はどうかなと思ったら嬉しいことに出場が決まりました。
第一グループの第二滑走でしたが、実にエレガント。連続ジャンプが彼女独特で切れ目なくくるくると回転。壷井選手と同じく漬物石状態でした。
新進気鋭の千葉選手は浅田真央さんの14歳くらいを思い出す細いのに安定感のある美しい演技でしたし、坂本花織選手のダイナミック演技も堪能できました。
今回、近いのもありましたが、何があって突然行けなくなるか分からないしという事もあって豆粒席と呼んでいるいちばん安いチケットで座席は階段の一番上、つまり天井に限りなく近い位置でしたが、豆粒よりは大きくクリップサイズでありました。
最上段ではあるけれど、貴賓席のある演技が正面から見られる位置だったので、選手の表情や指先のような細かい部分は見えないのですが、全体の動きがよくわかりました。
リンクをどれくらい使っているのかとか、全体的な動きでぎくしゃくしたところがあるか、滑らかかどうかというのが一目瞭然なのは、天井桟敷ならではの特典だと思いました(観戦用のオペラグラスも持参しましたが、スピードが速く追えないです)。
以前の住まいからだったら、他の多くの方がされていたように、甚だ失礼とは思うものの、結果を見るまでもなく順位の分かる坂本選手の採点を待たず、早く帰らなくちゃとなったと思うのですが、今回は名古屋のガイシアリーナの帰りに名古屋駅界隈のホテルに泊まるみたいな距離感覚だったので、最後まで見終えることが出来ました。ヽ(^o^)丿
が・・・・
疲れたのなんのって・・・・6年前のNHK杯は観光半分で、宮島に行ったりもしましたが、まぁ、よく体力があったものです。
去年の今ごろ、那智熊野大社の石段をガシガシ上がっていたのに、第一体育館の急な階段を何段か上るだけでくたびれましたわ。
アイスショーはともかく、長丁場になる試合観戦は今回が最後かも知れないなぁ。
なお、おトイレ問題を懸念しておりましたが、国立第一競技場はトイレの数が収容人数に対して少なすぎるので臨時に男子トイレが女子用に開放されていて(男子用小用便器はロールスクリーンで隠されているという配慮アリ)、しかも長蛇の列に並んで戻って来ても間に合うような時間配分となっておりました。 その分、なおさら長丁場になるという痛しかゆしではありましたが、トイレの近いおばちゃんとしてはホッとしました。
去年の9月、本日と同じ国立第一体育館に行きこんな日記を書いておりましたわ。コンサートなので奇跡的にといれに行かず済んだとの事でありますが、やっぱり「もう行けそうもないかも」(大意)と書いております。
もうはまだなりと言うけれど、まだ行けるかしら?