清水の舞台から飛び降りるというとちょっと大げさかも。

  ですが、自分にとってはそれに次ぐくらいの気持ちでありました。

  転居前からず〜〜〜〜っと気になっていたこのスカート。

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  かなり前にフェアトレードショップで購入したネパール製ですが、着ていて落ち着く長めの丈にピンタックにアップリケなどなかなか凝ったつくりで、お褒めの言葉をいただくこともあるしで気に入りでした。

  気に入り「でした」となるのは、写真を拡大していただかなくともわかるほど色が褪せてしまって、シミをつけたのかそれともそこだけ色むらなのか、部分的に変色もあって、気になる状態になってしまったからです。

  時に「もうお別れした方がいいのかも」と迷いましたが、かつて購入したショップではこんなに丁寧に手仕事が施されているスカートの扱いはもうないし、他では得難いと思ったので、確か今年のはじめくらいから気になっていたサービスを年を越える前に申し込むことにしました。

 渋ちんにしては珍しく、自分で染め替えをやろうとははなから思いませんでした。

 素人が細かい細工をしている服の隅々まで染料をしみこませるのは難しいだろうし、道具や染料をそろえたあげく、室内を汚したり、洗濯機なりたらいなりを汚したり、いろいろ大変そうだからです。



 京都紋付という、日本の伝統的な正装である黒紋付だけを100年間染め続けて来たという会社が提供している染め替えサービスです。

 最初に見たのはX上でしたかどうか。フェリシモの公式アカウントからの発信でした(フェリよ、ごめんね🙇)。調べてみたら上記サイトから申し込めると分ったのです。

 なお、確か今月15日まではブラックフライデー価格で5%オフという情報も見つけてしまったので、それも肩を押してくれたことを申し添えます。(^^ゞ

 (※上記サイトの右下にあるInstagramアカウントにあるURLをタップすると、期間中ならブラックフライデー価格で受け付けてくれるURLに飛ぶはずです

  申し込み過程で注意書きが出て来ます。

黒染は高温処理で行う為、生地の傷みや縮み、染色後の色落ち、縫いのほつれ、付属品の腐食・劣化・破損など様々な障害が発生する危険性があります。 お申し込みにあたっては下記、注意事項をご理解ご納得の上でご依頼いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
尚、当社では、そのような障害が発生した際の責任を負いかねますので予めご了承ください。

  なので、もしかしたら、このスカートきれいに染まるどころか傷んで戻って来る可能性もないとは言えない・・・その意味で一か八かであり、清水の舞台から飛び降りる心境なのです。

  LINEでお友だちになると(それもInstagramからしました)簡単に相談できるとの事で、1枚目の写真ほか数枚の写真と共に「こんなデザインでも出来ますか?」と書くと、直ぐに「お引き受けできます」と返信いただいたので、タックや縫い付けアップリケがあるから、色の染みが悪いということはなさそうです。

 ただ、何回も着ているので、知らないうちに布地が弱っていたらアウトです。

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 少しでも染ムラが減るように、ウェストゴムは抜きました。

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 この状態で送料元払いで京都は壬生まで送ります。

 ヤマト便の宅急便コンパクトからははみ出し気味だったのでやめて、レターパックライトにしたくても厚みが3センチを越えるし(郵便局のお姉さんはたたみ方でレターパックライトに収まるかもと言ってくださったけれど、年を取るごとに節約に掛ける手間がおっくうになって、170円の差くらいもういいやと私にしては大変に鷹揚な判断をいたしました(笑))、結局、600円のレターパックプラスで送りました。

  染め替え後の納品は着払いになるそうなので、詐欺と思い込んで拒否しないように気をつけねば。( ..)φメモメモ→ 間違えました。請求明細を見たら送料900円も入ってました。_(._.)_

  だいたい40日くらい掛かるそうなので、果報は寝て待て・・・

  結果は来年に発表させていただきますね。

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