横浜にいた時は秋にウサギ山小屋に行くと、近所の仲良しから「お願い、紫花豆買ってきて」と頼まれて、近隣で見つけると帰って帰ったものでした。

  例えば、だいぶ前に海野宿に行った時なども、確か紫花豆を買って帰ったように思います。

  同日の日記、海野宿のあとに寄った南相木村の滝見の湯や、小海町の八峰の湯の売店でも紫花豆が買えた時がありました。

  その頃は1袋250gくらいはあって650円とか手ごろな価格で、横浜のデパ地下や鎌倉の乾物屋さんで買うよりずいぶんと安くて、友だちに喜ばれたものでした。
  
  家計簿チェックしたら2016年の秋の価格が650円でした。

  それが2017年は950円。2018年には1000円とじわじわ上がって行っています。

  重さまでは記録していないので、必ずしも値上がりとは言えないかも知れませんが、その頃から、八ヶ岳の友人からも「紫花豆を扱っている店を探したけれどない」と聞くようになりました。

  ないないと探していたら、村の紀伊国屋ことひまわり市場に置いてあってな〜んだ灯台下暗しだと笑った年もありました(ひまわり市場は紀伊国屋なので、温泉の売店や農産物直売よりはお高い目ではございました)。

  ともあれ年年歳歳、紫花豆探しは大変になって、以前は置いていたのにということが増えました。

  今年は給湯用バルブのトラブルで冬支度で1週間ほど滞在予定のはずが1泊のみのとんぼ返りで、紫花豆を探すどころではなくて、すっかり存在を忘れていましたが・・・

  昨夜、紫花豆大好きな友人から「横浜そごうでもいつ入荷するかわからないと言われてしまったので、通販で探して買ってくれない?」と連絡が入りました。

  彼女、運転はめっぽう上手なんですが、ITものはかなり苦手で、近所にいたときはよくスマホやパソコンのお手伝いをしておりましたが、離れてしまった今、リモートで指示できるような実力もない身としては、せいぜい代わりに買ってあげるくらいしかできません。

  そこで探してみましたが・・・

  まぁ、ないない。楽天市場で見たら令和5年度産のものはありましたが、送料を入れるとかなりお高い目になります。

  Yahoo!オークションもないし、メルカリにちょっといいかもと思う信州産500g2100円という、今となってはかなり割安にしか見えない紫花豆があったので、友人に連絡をしましたが・・・

  返信がなかなか来ない間に売り切れてしまいました(友人の気質を思ったら、事後承諾で買ってしまうべきだったとちょっと反省)。

  北海道産もありますが、友人が探していた群馬県産か長野県産に比べると小粒気味。黒豆なら丹波というのと同じ感じで、紫花豆なら群馬か長野って感じなのでしょうね。

  メルカリのフォローリストに「紫花豆 令和6年」で登録したところ、本日10時半ころに信州産紫花豆200g 1500円というのが出品されました。

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 品薄で需要が多いので価格も上がり気味。割高だけど仕方ないので、友人に連絡したところそれでよしというので購入手続きをしました・・・が出品者がメルカリショップだったので、d払い出来ないんですわ。

  メルカリショップでの買い物は初めてだったので知りませんでした。仕方なく自分の売り上げでメルカリに預けてある分を使って購入。ぽちっ!


  ↑ まだ販売しているようなので、ご入用な方はこちらからどうぞ。

  私が探した範囲では、比較的お安いように思えますが、タイミングによってもっとコスパの良いものが出て来るかも知れません。

  検索したら、AIさまが「冷涼な気候が適している 標高900〜1,300mの冷涼な気候に適し、標高が高いほど良品質な花豆が生産できます。標高が700m以上ない所では結実が悪くなり栽培に向きません」と教えてくれましたが、年々、温暖化が進み、猛暑だ酷暑だと言われるようになって、紫花豆の栽培が難しくなっているのではと思います。

 特に今年の夏は兄や地元の友人たちが口々に「こんなに暑い夏は初めてだ」とこぼしていたくらいの暑さで(私も野菜の買い物に出る気持ちになれないほどの暑さは初めてでした)、なおのこと紫花豆の収量は落ちているのかも知れません。

  夏が今のようだと、山岳地帯レベルじゃないと紫花豆の栽培が難しいのかも知れませんが、山岳地帯では耕作適地とは言えないだろうし、例え栽培できても獣害被害が出そうです。

  紫花豆、大ピンチ!!

  どうしたものでしょうね。
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