学校時代から一夜漬け体質でしたが、今日、ようやくすべての年賀状の印刷、自筆で一言書くを終えることが出来ました。

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  子ども時代は芋版、OL時代はマイプリンターというガリ版を家庭用のはがきサイズにしたような印刷器を使っていました。

  芋版もマイプリンターも失敗はつきもので、たいがい2,3枚は取り替えも効かないほど墨がついたり、汚したりしていました。

  パソコンの年賀状作成ソフトを使えるようになってずいぶんスピードが上がりましたが、年に一度の事なのでしばしばプリンターのトレーにハガキを置く位置を間違えて、やっぱり無駄なハガキが2,3枚は出ていました。
  ですが、今年ははがき代が一気に上がりましたし、今までは書き損じはがきの交換手数料は5円でしたが、1円アップして6円ですから、失敗を防ぐべく慎重に・・・

  したはずなのに、ふっと魔が差したように、年賀欠礼ハガキを受け取っていた高校の同級生の宛名を印刷してしまいました。

  スタートボタンを押した瞬間に気付いて、止めようとしたけれど、どうにも止まらない。無理やり止めてプリンター自体が不調に陥るよりは、1枚交換しよう(お年玉はがきの番号確認後にします)と決めました。

  郵便料金値上げの報と関係なく、この何年間かで年賀状を卒業するという方が増えましたし、私自身も長い間年賀状の交換だけしていたけれど、たぶんこの先お会いする機会がないだろうなぁという方にはこれにておしまいとさせていただきますと書いて、以前に比べたら用意するハガキの枚数はだいぶ減りました。

  一方で、固定電話かメールか携帯電話番号利用のショートメッセージでしか連絡を取れない方に対しては、ハガキを出す方がむしろ簡単なので、お相手から何も言ってこない限りは敢えて書き続けています。

  また、かなりご年配の方には枯れ木も山の賑わいになればと思ってお出ししています。

  同年代や年下世代でも「子どもが結婚しました」とか「孫が出来ました」と言った家族が増えたというお知らせを受け取ることが増えていますが、我が家は何事もなく、淡々とゆるい下り坂を歩いている感じで、味気ないと言えば味気ないのですが、ありがたい状態とも言えます。

  年賀状作成しているのはふる〜い年賀状作成ソフト。2001年頃のパソコンについていたものですわ。(^^ゞ 

  当時はまだパソコンを買うと、分厚いトリセツとソフトのCDがついていて、そんな中の1枚だったのではないかと思います。

  テンプレートは当時の干支と次の年の干支くらいしか入っていないのに、好きなフリー素材の画像や自分の撮った写真を取り込んで使いまわして、ここでも渋ちんぶりをいかんなく発揮!

  プリンターメーカーや郵便局などがwebやアプリで年賀状作成を呼び掛けていますが、ソフトだとデータを保管しておいて、次の年にも住所や氏名などはそのままで、年とか干支など変えたいところだけを変えて省力化しているので、昔に比べたらかなり楽に年賀状をつくれるようになりました。

  ただ、自筆でひとことを何枚も書くと、だんだんに疲れて来ますわ。文字も来年の干支みたいになって来たし・・・💦

  年賀状の事を終えてから、NHK+を立ち上げると「光る君へ」の総集編、もう巻2の終盤になっていました。

  家人Aが何かしら声をかけて来たりするし、小腹満たしをつまんだりで、最初のうちはあまりじっくり見られませんでしたが、ナレーションは伊藤敏恵アナウンサーから、主演の吉高さんに変わっていて、晩年の紫式部(藤式部)が回想していると言うかなり大胆な編集をされていて、もったいないなぁと思う人物やシーンがカットされていて驚きました。

  が、全部活かしていたら小間切れエピソードだらけになって話が平板になってしまうから仕方ないのでしょう。

  最終巻を見終えると、京都での最終回のリアルタイム上映会と主演のふたり、脚本の大石さんや番組制作者によるインタビューがあって、それが終わると、柄本佑さんが先月行った三井寺などを訪問しているNHK大津放送局制作のローカル番組・・・と夕方まで「光る君へ」ざんまい。

  柄本さんの三井寺訪問、紅葉の色があせ始めているし、三井寺本堂ではコートを着たままでも白い息だし(ぶるる、寒そう)、おそらく今月いらしたのでしょうねぇなどと想像しました。

  プリンターとにらめっこした後の、パソコン画面とにらめっこの1日でした。

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