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  東横インの朝 窓下には遠鉄が走っています。

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  浜松餃子もありの朝ご飯。浜松の東横インの朝ごはん、充実しています。

  レタスを後から盛ったので毎度おなじみのてんこ盛りのおかずはかくれんぼ。
  今日の目当ては以前、豊橋在住の友人に案内してもらい感動した楽器博物館。

  音楽好きな世田谷マダムにはぜひ見てもらいたいと思いました。

 浜松といえば世界三大ピアノメーカーのヤマハのお膝元。加えてカワイやローランドなどの名だたる楽器メーカーがあるので展示の力の入れ方がすごいです。

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  ↑ 今日の第一のレクチャーは現役最古のピアノの復元品を使って。学芸員さんの演奏付き。

  音の強弱がつけ難かったチェンバロが羊皮紙を巻いたハンマーにより弾く強さにより音の強弱が出せるようになり、一度ではとても覚え切れない長たらしい名前がついたのがのちにピアノとなったとのことでした。

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 他の楽器もバラエティ豊かだけれど、とにかくピアノのボリュームがすごい。

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   民族楽器から、今や日本人にはそちらの方が身近になっている西洋音楽の楽器まで、てんこ盛りの展示てす。

  まるで舞台装置かよと言うようなインドネシアの楽器から瓢箪を音響に使った素朴な楽器、棘を抜いたサボテンの楽器など本当に幅広い。

  2番目のレクチャーは名前だけ聞いていた時にはステンレス板か何かを銅鑼のように鳴らすのかと思っていたスティールバンについて。

  嗚呼なぜスティールバンの写真を撮り忘れてしまったのか?

  学芸員さんとお話が弾んでしまったからなんです。f^_^;

  スティールバンはカリブ海あたりのとても陽気なメロディに使われる感じで、代表的なのはディズニーアニメのリトルマーメイドのアンダーザシーの冒頭の深みのある鉄琴みたいに聞こえる部分です。

  wikiによると

スティールパン(Steelpan)は、ドラム缶から作られた音階のある打楽器。独特の倍音の響きを持った音色が特徴。カリブ海最南端の島国トリニダード・トバゴ共和国で発明された。


 植民地で宗主国から弾圧、楽器の使用すら禁止された移民たちがドラム缶を加工して作ったと言う見た目は昔使っていたような金属製の大きな洗面器。

  中を見るとさまざまな大きさの窪みがあり、叩く場所により音の高さが変わるという仕組み。

  物が足らない時にも、人は工夫するんだなぁと感心しました。

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  展示全体を通し、どこでもどんな時にも音楽は生きる力を与えてくれるんだとも思わされるとても良い展示でして、70歳になると住まいの地域を問わず無料だそうなので、また来たいねと友と話しました。

  実器を鳴らして良いコーナーも含めてじっくり楽しんだので気付いたら午後一時半近く。

  浜松駅に着く頃にはランチタイム終了でしたが

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  せっかく浜松に来たのだからと鰻重を奮発。

  もう1箇所どこか行くべきかと思いましたが、鰻重を食べ終えると3時近く、これから移動して見学してもおそらく中途半端になる。

  で、友を私流の途中下車に引きずり込み静岡駅に移動して、立て続けになるけれど夕軽食。

  細身の友人の恐るべき健啖家ぶりに驚きつつ、何とか完食したセット。

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  ↑ セットのクレープは半分こ。

  すっかり日暮れて静岡→品川の座席指定券をジパング倶楽部割引で購入してトータル運賃をさらに安くあげました。

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  東海地方は温暖と言うイメージを覆す寒い寒い🥶旅にはなりましたが、音楽がメインテーマ(?)の今回の旅も楽しかったです。(^_^)

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