家人A、旅行の翌朝からマシンガントークで参りましたが、どうやら、かかりつけ医から勧められた検査を受ける事に対する不安もあっての事のようです。

  家人Aは若い頃から食べ方に問題アリで、糖尿病になるのではないかと思っていましたが、案の定定年退職前に発症して、以来ずっと通院していますし、それ以前に降圧剤も摂取していました。

  食べ過ぎをやめたので降圧剤は不要になったようですが、白内障の手術をしたり、緑内障もあるし、ヘルニアは再発するやらで、毎月のスケジュールの中にバッチリ医者通いが入っています。

  そうやって通っているうちに勧められた検査で、もしかしてガンが出ていたらどうしようとプルプルしている模様。
  そういう私も65歳からが高齢者と区切られてしまうのが納得できるくらい、この1年で医療機関の常連さんになってしまいました。

  そもそもの始まりは目ん玉を取り出して洗いたいほどのスギ花粉によると思われるアレルギー性結膜炎、ここで眼底出血が発見されて、とにかく急いで区の特定健診を受けましょうと言われ、受診したら、見事に脂質異常症で投薬必要とされてしまいました。

  もう一つは鉄板腰痛を何とかしたいと整形外科に行って、年も年だからと調べてもらって骨粗しょう症の判定が下り、速攻でプラリアという注射での治療を決めてしまい、半年に一度の注射、毎朝のビタミンD錠摂取が始まりました。

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  高齢者と呼ばれる年頃になると、若い頃のように不具合がパリッともとに戻ることが難しくなって、下る速度を落とすしかないということも受け入れなくてはならないのですが、なかなか頭がついていきません。

 そこでやらかしがちなのが年寄りの冷や水なんでしょうね。┐(´∀`)┌ヤレヤレ

  家人Aはガンが出ててたらどうしようと気をもんでいるようですが、私も今年度の特定健診のレントゲン画像で肺に何やらありげで、保健センターでCTスキャンをかけての再検査をしたら、その物体がちゃんと存在していて、またまた再検査を受けなくてはになりました。

  検査をすれば必ず何かしら出てくるのが高齢者なのかも知れません。


  Yahoo!によく掲載されている老人医療の専門家という和田秀樹先生は、女性は年を取ったらコレステロール値が高いくらいがよいので無理に数字を下げようとしなくてよいとか、検査なんて受けない方がいいと書いておられますが・・・

  世間一般の潮流は「早期発見⇒早期治療」ですから、行政もこぞって検査を勧めますし、具合が悪かったら通院、投薬というコースが待っています。

  ある程度年を取ったら、調子が悪いところがないのに検査なんてしない方がいい、知らぬが仏でいいじゃないかというのも一理あるように思います。

   私の場合、眼科で勧められても特定健診は受けず(だいぶ前にも眼底出血があったものの自然消失した経験があるからです)、整形外科にも行かなければ良かったのか・・・と思わないでもないですが、とりあえず毎日薬を飲んでいても、これと言った副作用がなさそうに思えるので(バカ度とマヌケ度は増してきているように思うが、それが薬のせいとも思えず)、良しといたしましょう。

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