これだけお米が高くなって、他のものの値段も上がっているのに、相変わらずランチタイムに店の外に立て掛けられた赤いのぼり旗に500の文字があるお寿司屋さん。

　　ランチタイムは14時までと言いつつ、実際は売り切り御免状態なので、どうかなぁと思ったらまだやっていました。

　　大盛況。近隣の知名度抜群の寿司店の大行列と比べれば何のこっちゃない状態で、すんなり入店出来ましたが、厳冬期に電線で団子状に連なっているスズメ状態のカウンター席に案内されました。

　　左隣はインバウンドと思しき女性コンビ。右隣は私と同じくおひとりさま女性だったのが男性サラリーマンに途中で換わりました。

　　その方が今日のランチの最後のお客様となったようで、間もなくのれんが外されました。

　　もう篤志家としか思えない老師とお呼びしたいような職人さんが寿司を握っておられ、前回来店時からは弟子入りしたのか、近隣の大学の留学生なのか、日本語が結構上手な体格のいい南方ルーツと思しきお兄さんが奥様とともにアシストしています。

　　大入りだったので時間がかかりましたが、相変わらずおいしく頂戴いたしました（後ろの方の小さなレジ袋の中身はせたPayで買物した五島列島からの魚のすり身を使っている揚げ物です）。

　　ごちそうさまでした。

　　ここでもせたPayでお支払いさせてもらいまして・・・ただいま春のキャンペーン期間中なので利用金額に対して20%のポイントがつくので実質400円でっせ。(@_@)

　　当地に越してから2年間あまり。その間の他の品々の物価高騰ぷりから、いつ値上がりしても文句は絶対に言えないと思っているのに未だに500円ぽっきり。

　　文字通り「ありがたい」お店です。

　　帰り道通った公園はすっかり初夏の装い。


　　今日はかつて「甍の波と雲の波♫」と歌っていた頃のようなすがすがしい初夏の陽気です。

　　こういう気候、最近は本当にごくごく短くしか味わえなくなりました。どうかこの過ごしやすい日々が少しでも長く続きますように。

　　桜シーズンの終盤、八重桜が満開となりました。



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