昨日、パソコンを立ち上げて最初に目に入ったのが若手俳優の板垣瑞生さんの訃報でした。

   昨年の冬、NHKのドラマ10で正直不動産の続編2に出演されていました。

   社長から頼みこまれて入社して、山ピー演じる主人公永瀬やその相棒、福原遥さん演じるところの月下が面倒を見なくてはいけなくなった訳あり、タイパ優先のやる気が感じられない社員という重要な役どころでした。

  不動産会社営業としてはあるまじき態度で先輩を悩ませるものの彼らの仕事ぶりを見ているうちに徐々に変わっていく姿が印象的でした。

  最終回を迎える前に所属していた芸能事務所を退所したというニュースはみたものの、まぁ、いろいろ事情があるんだろうねくらいに見ていました。
  まさか失踪、そして不慮の事故で亡くなられていたとは。

  もう少し年長の方かと思っていましたがまだ24歳だったのですね。

  2020年の三浦春馬さん、その後の竹内結子さんや芦名星さんなど、はた目には俳優として成功しているように見えた方々の自死にはショックを受けましたが、彼らは唐突に星になってしまったように見えました。

  板垣さんはいっときは拒食症や入院などされていたようです。ご本人はさぞかしつらかったと思います。

  入院までされていたのだから良い方向に行かれればよかったのにそうはいかなかったようで残念です。

  私が板垣さんを初めて見たのはNHKの準大河ドラマという感じの「精霊の守り人」で綾瀬はるかさんが演じるヒロインが助けようとする王子、チャグムという大役ででした。まだ10代の半ばだったことになりますが、作中では正直不動産の十影以上に成長する役柄でした。

  出演すれば必ず目に入る光るもののある方だっただけに本当に残念です。

  ご冥福をお祈りいたします。
 
  芸能界に限りませんが、若い人たちが希望を持って生きられる世の中になりますように。

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 (紫のヒヤシンスの花言葉には「悲しみ」「悲哀」と共に「悲しみを越えた愛」というのもあるようです)

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