以前、庭に自生した草がしその香りがするのに違和感があるから食べずに放置していた旨を書きました。



  グーグルレンズ様にご判断いただいたし、触ったらお目汚し写真のように軽い炎症が起きましたので、てっきりこれはイラクサだと。

  しかし、先週くらいからはてな?と思いました。

  こんなのが葉っぱの間から見えたからです。

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  イラクサの花と違うんじゃないの?

  それで改めてイラクサの花という文字を入れて検索をして出て来たものを見たら、全然違います。

  もしかしてウサギ山小屋の周囲の藪で見ていた、しその葉っぱに似ているがなんか猛々しいなと思っていた植物から出ていた白い穂みたいなのと似てるじゃん。

  あれがイラクサだったの? (;^_^A

  と今さらながら知った次第です。かわいいとか美しいとも思わないが、実害も感じなかったのであまり関心がなかったのです。

  こ、これは・・・もしや・・・

  というのはさらに日が進むとますます思うようになりました。

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 もしかしてランタナじゃないの?

 調べて見えると、ランタナもとげがあって、なおかつ有毒らしいです。

 その昔NHKの単発ドラマで「ランタナの花の咲く頃に」という沖縄を舞台にした作品もあったので、いいイメージを抱いていました。

  その後、鄙ヨコハマを含む南関東でもよく見かけるようになり、熱帯やそれに準じた気候ではなくても育つんだと知りましたが、な、なんと世界の侵略的外来種ワースト100のひとつなんですって。

  鄙ヨコハマの自治会の沿道美化の草むしりでかわいいからと目こぼししていたナガミヒナゲシも要注意外来生物として、今や首都圏では駆除対象ですが、ランタナはそれよりインパクトがある存在だったんだぁ。

 もっとも亜熱帯や熱帯では植えてはならないレベルに繁茂するそうですが、東京あたりだと冬はしゅんとしてしまってそこまでではないため園芸品種として植えられることも多く・・・・

  手入れもしないのに元気に成長して花を咲かせる・・・道理であちこちで見かけるわけです。

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  勝手に生えてきた我が家のは完全に野生化しているのか葉っぱととげとげの茎が猛々しく、花は街中の鉢植えのそれと違って地味めに見えます。

  イラクサと思った時点で刈り取ってしまおうかと思ったものの放置したのは、庭に入って来る猫殿が猛々しい植物を嫌って来なくなるかも思ったからでしたが、猫殿、今のところ全然来ないのでどうしようかなぁ?

冬のはじめころ猫殿が我が家で日向ぼっこをしているのを見つけた近所の人が「病院に連れて行かなくてはいけないので、お庭に入らせてほしい」とピンポンされて以降来訪が無いので、外出禁止になったのかも知れません…猫ふん被害を心配する必要がなくなり、正直なところほっとしています。

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  今、猫の額サイズなのにジャングル状態の庭ではアジサイと、昭和半ばにはよく見たけれど今はあまり見ないクチナシが花盛りです。

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