パソコンが突然壊れてしまったものの、今の時点ではいかんともしがたく、家計簿記帳が出来ないためにさらに渋ちん度が増してます。
その心は使う都度ちびちび付けていた家計簿を、まとめてたくさんの項目を打ち込まなきゃいけないのがイヤだ!
と怠慢もまた節約に向かうのがドけちの真骨頂。
流石に野菜がほとんどなくなりましたがあと一日もたせて、相変わらず雨降りの今日は読書の日にしました。
思えば借りていた本を返却してそれっきりにしようかと思っていたのについつい借りてしまったのは大正解でした。
今日読んだ本はあまり一般受けしないだろうなぁと言うテーマ。
一昨日から読み始め今朝早い時間に読み終えたのが『日本とロシア』。
このタイトルからしてウクライナ侵攻以来、多くの日本人が拒否反応示すようになっている文字が入ってますからね。
著者はロシア極東出身で早稲田大学の教授ですが、驚くべきことに翻訳者無しなので、読みやすい文章はご本人が書かれたのです。
父と40年前にソ連時代の中央アジアのシルクロードツアーに参加した時に日本からの添乗員さんと別に現地の若い男性がガイドとしてついてくれたのですが、そのひとりサーシャの達者な日本語に驚きました。
が、それ以上に驚いたのがサハリン生まれだと言う彼の日本語学習がわずか2年だと言うことでした。
この本には漂流日本人、西欧に遅れをとるまいと探検したり交易を欲したロシア人などさまざまな人たちが登場。
ロシアに帰化した日本人漂流民が日本語学習機関の基礎になったとのこと。知りませんでした。
ローカルでは互いにかなり友好的なのに国家単位になると疑心暗鬼になったりしつつ、でもそこそこいい感じな関係になったところで終わってしまったのが残念。
日本人のロシア嫌い、ロシア不信には敗戦間際の不可侵条約破棄からのシベリア抑留が大きいと思うけれどそこまで到達していないのです。
学校の授業で古代から始まり、明治以降は駆け足、戦後は読んでおけになるのと同じ感じで消化不良気味な気分になりましたが著者の立場としては限界があるのかも。
昭和一桁の神戸に住んでいた時、近所には電話を借りに来る外国人がいていちばん親切で感じが良かったのはロシア人だと祖母が語っていたくらいで、ロシアからの亡命者がモロゾフ、ゴンチャロフと言ったお菓子を製造販売していて、戦前の日本人は日露戦争に勝利した気分の良さもあるだろうけれど、ロシアにはかなり親近感があったと思うのであります。
今でも京都の村上開進堂のロシアケーキなんてなかなか買えない人気商品ですし……
また、最近の若い人はスマホを見て本を読まなくなったと言うし、私も◯◯スキーや◯◯◯フと言うこんがらがる名前がいっぱいなロシア文学を読めなかったから偉そうなことは言えないけれど、自分が若い頃は漱石、鴎外と並んでロシア文学も読むべき作品とされていたのを思い出したり。
今のロシアの政策がよろしく無いからと言って、ロシア文化憎しで全否定はしないで欲しいと思うのです。
次の一冊も最近の犯罪者には重罰を! 人権なんて認めてやる必要ない!論者の声が大きい中ではスカンをくらいそうです。
著者が国会議員時代に秘書給与詐欺事件で逮捕され懲役に就いた時の経験から、再犯を防ぐにはむしろ人権を尊重する措置をした方が有効と説いている本です。
本文は著者の一人称のノンフィクション部分と三人称のプライバシーに配慮して小説仕立てにした部分で成り立っているけれど、文学作品にありがちなわざと軸を曖昧にして読者を混乱させるようなことはなく、はっきり分かるのでストレスなく読めました。
著者は福祉と司法の世界では一目置かれる存在となったようで取材に基づいて書かれていると思われる記述にはリアリティがあります。
例えば死刑執行のシーンもあれば、精神障害を負う受刑者や外国人受刑者などが描かれています。
人手不足が叫ばれている日本、刑務所も例外ではなく、受刑者の収容数に対して刑務官をはじめとする職員は充分とは言い難いとのこと。
とても印象的なのは親ガチャと呼ばれるようになった事柄が軽度の知的障害者を筆頭に、犯罪を犯すようになる要因として大きいと言う事。
苦境にあっても真面目に生きている人はたくさんいるのに犯罪に走る奴なんてと言う論もよく見かけますが、サポートがないと人はこうなっちゃう可能性があるのだと言うことは知っておくべきだと思うのです。
それと、最近のヘイトスピーチ系、外国人排除の声に『外国人の犯罪が増えている』と『日本の外国人犯罪者への措置は甘い』論は具体的な数字の裏付けなしに感情論もしくは感覚論なのだなという事。
この本は今年の発行で著者の用いている資料はかなり新しいもので、それによると実際には日本人、外国人共に犯罪者の数は減っているし、外国人に対しては決して甘い措置を取っているわけではないとのこと。
裏付けのない大きな声で世の中が疑心暗鬼となり非寛容や同調圧力が強くなるのは怖いです。自戒せねば。
犯罪を減らす、再犯を防ぐためには、弱い立場の人ほど居場所が必要なのだと改めて思いました。
と言う事で、家計簿は別としてパソコンなくても本があれば生きて行けるぞ〜。
まぁスマホがあるからですけどね。
f^_^;
それにテレビも。
今晩の新プロジェクトXで『誰でも乗り換えしやすい渋谷駅』になると言ってましたが、完成まで生きてられたとしてその年齢の私でも使い勝手良いのかなぁ?
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その心は使う都度ちびちび付けていた家計簿を、まとめてたくさんの項目を打ち込まなきゃいけないのがイヤだ!
と怠慢もまた節約に向かうのがドけちの真骨頂。
流石に野菜がほとんどなくなりましたがあと一日もたせて、相変わらず雨降りの今日は読書の日にしました。
思えば借りていた本を返却してそれっきりにしようかと思っていたのについつい借りてしまったのは大正解でした。
今日読んだ本はあまり一般受けしないだろうなぁと言うテーマ。
一昨日から読み始め今朝早い時間に読み終えたのが『日本とロシア』。
このタイトルからしてウクライナ侵攻以来、多くの日本人が拒否反応示すようになっている文字が入ってますからね。
著者はロシア極東出身で早稲田大学の教授ですが、驚くべきことに翻訳者無しなので、読みやすい文章はご本人が書かれたのです。
父と40年前にソ連時代の中央アジアのシルクロードツアーに参加した時に日本からの添乗員さんと別に現地の若い男性がガイドとしてついてくれたのですが、そのひとりサーシャの達者な日本語に驚きました。
が、それ以上に驚いたのがサハリン生まれだと言う彼の日本語学習がわずか2年だと言うことでした。
この本には漂流日本人、西欧に遅れをとるまいと探検したり交易を欲したロシア人などさまざまな人たちが登場。
ロシアに帰化した日本人漂流民が日本語学習機関の基礎になったとのこと。知りませんでした。
ローカルでは互いにかなり友好的なのに国家単位になると疑心暗鬼になったりしつつ、でもそこそこいい感じな関係になったところで終わってしまったのが残念。
日本人のロシア嫌い、ロシア不信には敗戦間際の不可侵条約破棄からのシベリア抑留が大きいと思うけれどそこまで到達していないのです。
学校の授業で古代から始まり、明治以降は駆け足、戦後は読んでおけになるのと同じ感じで消化不良気味な気分になりましたが著者の立場としては限界があるのかも。
昭和一桁の神戸に住んでいた時、近所には電話を借りに来る外国人がいていちばん親切で感じが良かったのはロシア人だと祖母が語っていたくらいで、ロシアからの亡命者がモロゾフ、ゴンチャロフと言ったお菓子を製造販売していて、戦前の日本人は日露戦争に勝利した気分の良さもあるだろうけれど、ロシアにはかなり親近感があったと思うのであります。
今でも京都の村上開進堂のロシアケーキなんてなかなか買えない人気商品ですし……
また、最近の若い人はスマホを見て本を読まなくなったと言うし、私も◯◯スキーや◯◯◯フと言うこんがらがる名前がいっぱいなロシア文学を読めなかったから偉そうなことは言えないけれど、自分が若い頃は漱石、鴎外と並んでロシア文学も読むべき作品とされていたのを思い出したり。
今のロシアの政策がよろしく無いからと言って、ロシア文化憎しで全否定はしないで欲しいと思うのです。
次の一冊も最近の犯罪者には重罰を! 人権なんて認めてやる必要ない!論者の声が大きい中ではスカンをくらいそうです。
著者が国会議員時代に秘書給与詐欺事件で逮捕され懲役に就いた時の経験から、再犯を防ぐにはむしろ人権を尊重する措置をした方が有効と説いている本です。
本文は著者の一人称のノンフィクション部分と三人称のプライバシーに配慮して小説仕立てにした部分で成り立っているけれど、文学作品にありがちなわざと軸を曖昧にして読者を混乱させるようなことはなく、はっきり分かるのでストレスなく読めました。
著者は福祉と司法の世界では一目置かれる存在となったようで取材に基づいて書かれていると思われる記述にはリアリティがあります。
例えば死刑執行のシーンもあれば、精神障害を負う受刑者や外国人受刑者などが描かれています。
人手不足が叫ばれている日本、刑務所も例外ではなく、受刑者の収容数に対して刑務官をはじめとする職員は充分とは言い難いとのこと。
とても印象的なのは親ガチャと呼ばれるようになった事柄が軽度の知的障害者を筆頭に、犯罪を犯すようになる要因として大きいと言う事。
苦境にあっても真面目に生きている人はたくさんいるのに犯罪に走る奴なんてと言う論もよく見かけますが、サポートがないと人はこうなっちゃう可能性があるのだと言うことは知っておくべきだと思うのです。
それと、最近のヘイトスピーチ系、外国人排除の声に『外国人の犯罪が増えている』と『日本の外国人犯罪者への措置は甘い』論は具体的な数字の裏付けなしに感情論もしくは感覚論なのだなという事。
この本は今年の発行で著者の用いている資料はかなり新しいもので、それによると実際には日本人、外国人共に犯罪者の数は減っているし、外国人に対しては決して甘い措置を取っているわけではないとのこと。
裏付けのない大きな声で世の中が疑心暗鬼となり非寛容や同調圧力が強くなるのは怖いです。自戒せねば。
犯罪を減らす、再犯を防ぐためには、弱い立場の人ほど居場所が必要なのだと改めて思いました。
と言う事で、家計簿は別としてパソコンなくても本があれば生きて行けるぞ〜。
まぁスマホがあるからですけどね。
f^_^;
それにテレビも。
今晩の新プロジェクトXで『誰でも乗り換えしやすい渋谷駅』になると言ってましたが、完成まで生きてられたとしてその年齢の私でも使い勝手良いのかなぁ?


