先般一緒に温泉旅行した友人も言ってました。

 自分の親世代とは明らかに老後の余裕が違う。親世代は隠居生活して買い物や旅行に行く、子や孫に散財できた、でも自分たちは働かないとやって行けない。

  やっぱり上の世代との老後の可処分所得の差が大きいと思っているのは私だけじゃないようです。

 いいよな、上の世代は……

   と老後の経済状況については思います。

 が、今の方がいいなと思うところも無いわけじゃありません。

  ここ5年ほどで多数派とは言えなくなりましたが、孫のない友人が結構多いです。

  これが親世代だと孫がいないと言うのはレア。

  男女問わず、好きかどうかより生きていくために、また世間体のために結婚しなくてはの圧力がそこそこあった私の世代より、さらに上の世代には強い圧力があった上に、子孫繁栄しなきゃ圧はかなりなものだったようです。

  我が家は兄も私も親が大手を振って自慢したくなるような優等生やら美少女と言うこともなく、母は優秀だったり従順でお淑やかな子を持つ友人たちを羨ましがっていました。

  へちゃな上に弁が立つ私みたいなのは行き遅れになると言うのがかなりの恐怖だったようで、何かあると母好みのいいとこのお嬢様風な知人の娘さんたちを持ち出してそんなふうになって欲しいと仄めかしていました。

 だけどそれは高級なメロンと畑に転がるマクワウリを比べるようなものでムリムリムリ〜!

     兄に対しても勉強が出来て優等生の息子を持つ友人に引け目を感じていたようです。

  そんな母は紆余曲折の末に五人の孫を持つ身となりましたが、かつて引け目を感じていた友人に対して、でも孫がいないものねと何だか嬉しそうでした。

 その時は我が親ながらやだなぁと思いましたね。

  上の世代の、ことに女性は生き方に制限が多かったせいか、自分にできないことを子どもに代行させたい傾向の強い人が結構多かったのではないかと思います。

  それが子どもで満たされないなら、孫の有無で勝負している感じすらありました。

 こんな時代、未婚を貫くのもしんどかったでしょうし、子どもを授からなかった方々も相当辛かったはず。

  そして子どもがいてもその子が非婚だったり離婚したりすれば後ろ指をさされ、結婚したらしたで孫の有無が問われる。

 なかなかいやらしい風潮だったと思います。

  一部でまだやっている人もいるみたいですが、今はそう言うのが激減したのはかなりありがたいと思います。

  先輩たちの努力もあっての事だと思いますが、孫の有無で隔たりを感じることもなくお付き合い出来る世の中に暮らせるようになって良かったです。


  話はちょっと変わりますが、女性の生き方や権利について述べるとごく一部ではありますが必ず湧いて出る男性がいます。

  そう言うこと言う女はドブスでモテないとか、会ったこともない女性に対し勝手な像を作り上げての恨みつらみ感に満ちた罵詈雑言。

  これは断言しますが、頭ごなしに決めつける男性、はっきり言ってモテない、失礼ながらおめぇこそ鏡見ろよ!と言いたい容貌か、ひね曲がった性格で人から好かれない。

 だから旧来の家父長制や男尊女卑が崩れることによる既得権喪失を極度に恐れて攻撃的になるんだと思ってます。

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