昼寝をしていたら突然思い出した。路傍の石という言葉。

 この言葉が小説で、山本有三という方が作者だと知っている人は、私世代から上だろうと思う。

 が、じっつは私、学校時代、何回も耳目にしたこの作品、とうとう読んだ事がない。

 路傍の石というからには、うち捨てられた目立たない存在なんだろうと思うけど。
 何故突然思い出したかというと、オークションを通してのおつきあいってのが、一時的なすれ違いで、その後は路傍の石状態になってしまうから。

 まぁ、オークションでいちいち共感してべたべたつきあっていては身がもちませんからねぇ。

 しかし、ちょっと寂しい気がしないでもない。

そこへ行くと、FBINBOのオークションとかあげますコーナーは、閲覧人数がすごく少ないけど、会議室でやりとりしていて人柄が分かっている人が出品したり入札したりするから、なんかほのぼのでいいな、と思う。(全然儲からないけど)