コガネムシのつぶやき

−甲斐小泉のドけち指南部屋ー ムダな事・モノは省いて、毎日を楽しく暮らしたい・・・

シネマ・ジャック&ベティ

インド映画「PK」見ました。

 インド映画ってかなり好きです。

 ハリウッド映画や日本の大手配給系と違い、大々的な宣伝をしないし、いわゆるシネコンではなかなか上映しないようなので、視聴する機会がない人も多いとは思うのですが、パワーがありますわ。続きを読む

めぐり逢わせのお弁当で思う不思議なご縁

 遠出がしんどい最近の私の遊び場はすっかり伊勢佐木町界隈になっております。

 子どもの頃は伊勢ブラという言葉があって、銀ブラに相当する、横浜のおされな街って事になっていたんですけど、今の伊勢佐木町は多国籍タウンという感じで、物価が安い街になっていて、日本語と同じくらい、中国語や韓国語(たぶん)をはじめとする、主にアジア系の多言語が聞こえてきます。

 で、本日はまずジャック&ベティで映画「めぐり逢わせのお弁当」のチケット買って、驚いたことにレディースデーじゃないのに、整理券が出たのを貰ってから、友人とガストで早目ランチです(実は、うかつにも、財布のお金を移し替えるのを忘れて、チケット買うお金もなくて真っ青。郵便局は遠いし・・・と思ってたら、財布の中に、じぶん銀行のカードがあって、直ぐそばのコンビニで当座のお金をおろせました。あ〜、欲の皮突っ張らせて、じぶん銀行口座を作っておいて良かったよ〜と思いました)。

image


 この友人と私の共通点は「かつてと比べ、著しく食が細くなった」でして、早い時間のランチなので、きのこ雑炊にしました。それに、ドリンクバーつけて、しばしおしゃべり。続きを読む

そこのみにて光輝く & 野次問題

  いささか蒸し暑い日となりました。

  図書館に本を取りに行ったりする用事があって出かけたので、え〜いついでだ!で、とっても久しぶりにジャック&ベティに行きました。

 時計が狂っていたのだか何だか・・・余裕を持って行ったはずがぎりぎりセーフで、予告編が始まっていました。

 見たのは「そこのみにて光輝く」。

 あさイチで、有働さんが異様にハイテンションになっていた綾野剛さんのプレミアムトークの時に紹介されていた作品で、綾野さん以外に、興味を引かれたのは、朝ドラ「ごちそうさん」で清潔感のある賢そうなヒロイン長男を演じていた菅田将暉さんが、チャラいお兄ちゃんを演じているらしいところでした。続きを読む

映画2連発 すーちゃん & さよならドビュッシー

  友人とシネマ・ジャック&ベティ映画を見て、都内から来る友人と待ち合わせランチという予定でしたが、ようやくの本格的梅雨で体調を崩した都内友人から、映画開演直前に行けないわ〜メールが来ました。

 ともあれ、まずは「すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん」を鑑賞。

 地元紙の映画評では玉にきずは「美人過ぎる主要人物」という事でしたね〜。確かに・・・増田ミリさんの原作ではほのぼの系で、フツーの女子に見えていたすーちゃんが柴崎コウさんだからきれい過ぎ。

 しかし、不思議なものですね。服装、特に足まわりや歩き方で、超美人の柴崎さんがフツー女子に近付いて見えます。実際は幸せなご結婚をした寺島しのぶさんが、おばあちゃんの介護に追われる母を置いて自分が家を出れないというアラフォーシングルを演じていて、真木ようこさんはいかにも美人のやり手OL。不倫関係があっても、崩れた女性に見えないのがさすが。

 このまま年をとったらどうなるんだろうという不安がよぎりながらも、好きなカフェの仕事に頑張るすーちゃんの切ない恋、涙と共に不倫関係を絶って新しい路に踏み出して、それでもちょっと不安なまいちゃん。そして、幸せになれそうだったのに、相手や相手の親の身勝手な発言についていけなくて現状維持を選ぶさわ子さん。

 私の若いころに比べれば、はるかにセクハラ・モラハラに対して厳しくなった世の中とは言っても、やっぱり30代シングル女性に対しては風当たりが強いのが実情。心の中で三者三様につぶやく言葉が、頷けました。続きを読む

ヤコブへの手紙を観ました!

新年度が始まりました。

家にいると気分が塞ぎます。水曜日のレディスデーは出なかったので、1日は映画の日!という事で、久しぶりに映画鑑賞。みんなに振られて、一人で行きました。

一人でも観たかった映画のタイトルは「ヤコブへの手紙」。

非常にシンプルな映画で、主な登場人物は3人しかいません。

フィンランドの緑多い寒村に、終身刑を処されながら恩赦を得た訳アリな中年女性、レイラがやってきます。盲目で年老いたヤコブ牧師宛に来る祈りを求める手紙を代読し、返事を代書するというのが彼女に託された仕事。

訳アリなレイラがやって来たという事で、自転車で牧師館に郵便を届ける気のいい郵便配達員は、大丈夫かと心配します。
続きを読む

幸せはシャンソニア劇場からを見ました。

 前宣言通り(と威張れるようなものではございませんが)、友人を誘ってシネマ・ジャック&ベティに「幸せはシャンソニア劇場から」を見に行きました。

 世界恐慌後のパリの下町のシャンソニア劇場が閉館の憂き目を見た後、失業者たちの力を経て復興する話なのですが、夫婦愛の破綻、ファシズムへの協力、親子愛、男女の愛など、色々なテーマを盛り込みながら、消化不良にならないように上手に料理されているという感じです。

 何だか今の世相みたいだなぁと思ってしまいました。仕分け作業でスポーツ、科学研究費等がムダとされ、多分、文化的なものや芸術振興などもムダと見なされてしまう事でしょうけれど、それって、なんか変だよな〜、節約の本末転倒に似たことにならなければよいけれどって思っている最中だったので(底値を探しまくって、時間をロスしたり、疲れ果てたり、あるいは、節約のためと称し、人間らしいあたたかみのある暮らしに必要な楽しみまで根こそぎ摘んでしまったりというような感じで、カスカスになるのではないかと懸念)、不景気で劇場という、庶民の芸術文化がダメになって行く様子・・・今の日本がひとつ間違えると行きそうな方向では?と思われてしまいました。

 そして、ファシズムに協力する動きも・・・今はまだそこに至っていないけれど、昨今の匿名で言いたい事書き込むネットの発言なぞ見ていると、人の不幸は蜜の味、出る釘は打つ的な発言が多く、この映画の中で現れた反ユダヤ主義など、差別を助長する方向や、過去の日本がやった僻み、ねたみをたくみに利用して、政治のほころびから目を逸らさせる方向に突っ走った・・・(欲しがりません勝つまではのスローガンの下、振袖を切ったり、パーマをしている女性に嫌がらせしたり、etc.)そんな方向に行っちゃったら困るよ、なんて事を思わされました。

続きを読む
記事検索
Recent Comments
Profile

甲斐小泉

QRコード
QRコード
月別アーカイブ
Categories
全国を網羅するピンクのバス
WILLER TRAVEL
1日1クリックで募金を!