コガネムシのつぶやき

−甲斐小泉のドけち指南部屋ー ムダな事・モノは省いて、毎日を楽しく暮らしたい・・・

ダウン症

39窃盗団見ました!

  子育て仲間と、シネマ・ジャック&ベティに行って「39窃盗団」を見ました。

  ダウン症者である監督の実弟と、もう一人の実弟を主人公に、障がい者、特に発達障がい者を取り巻くシビアな状況を描いている異色作です。

 こう書くと、見るのがしんどかったり、お涙ちょうだいの映画では?と思われるかも知れませんが、随所に笑いを取りこみ、カラッと描いているからこそ、ズシっと来ます。

 自分が深くかかわらざるを得ない身内であるという立場があってでしょう。きれいごとではない描き方です。続きを読む

映画 あぶあぶあの奇跡

 今日は友人のお誘いで新橋ヤクルトホールで本日のみ上映の「あぶあぶあの奇跡」というドキュメンタリー映画を見ました。

 神戸の養護学校を卒業した青年たち、自閉症とダウン症のひとびとがひがしのさんというよき指導者を得て、各々のテンポで、一生懸命練習し、合奏し、さらにミュージカルチームも出来て、日本のみならず、海外でも感動を呼んだ「あぶあぶあ」という楽団の創設時のフィルムに、12年がかりで監督さんが撮ったものを積み重ねて作った映画であります。

 あぶあぶあの中心メンバーの親御さんたちは既に70代から80代。亡くなられた方もおられ、また、音楽の練習の音が外に漏れるのをガマンしてくれている地元の人や支援してくれる人のためにと年に一度、ちょうど今の時期くらいに商売も出来そうなくらいの大量のいかなごの釘煮(私も神戸出身の友人のお母さまが煮たものを何度かいただきましたが、神戸の季節の風物詩のひとつです)を作って送ったり配ったり、お子さんのためにものすごく一生懸命です。

 今は障がいに対する理解もだいぶん広まったけれど、あぶあぶあのメインメンバーの子ども時代は「砂場で砂を掛けられた」などのいじめもあり、養護学校卒業後の余暇もさほどない中、「私はあなた達は勉強が苦手なだけで、障がいがあるなんて思っていないよ」「彼らの友だちです」と言う指導者を得て、ドンドン成長していく様子が描かれていて、じわ〜っと来ました。

 ひがしのさんは現在療養中、まだこの映画をご覧になっておられないそうです。大手配給の映画ではないために、制作会社の方や監督さん、さらに映画の中でチャーミングな笑顔を見せてくれた当事者さん、釘煮を作られるお母さまのご挨拶もありました。

 大手配給の映画も大好きですが、こういう記録映画も大好き!



あぶあぶあからの風 ダウン症・自閉症などの知的障がいをもつ青年たちの楽団&ミュージカル27年の軌跡 [本]
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