目が覚めたら、おめでとう！というニュースと残念なニュースが混在でした。

　バドミントン女子ダブルス、並びに女子レスリングの川井選手、おめでとうございます。一方で吉田選手は残念でした。でも重圧の中、よく頑張っての銀メダルだったと思います。堂々と胸を張ってほしいです。

　さて、今日も午前はまあまあの天気ながら、午後から雨という予報だったので（結局、外れで、雨は降らず。少し外出してもよかったですね）、昨日図書館で仕入れた本を読んでいました。

　また読書ブログに書きましたが、なるほど本もあれば、編集者怠慢じゃん！という残念本もありました。続きを読む

　この1月は駅伝を見るのが、まいぷちブームのようでして、箱根駅伝、先週の都道府県の女子駅伝、そして、昨日は男子駅伝と、ほぼ毎週のように駅伝のテレビ観戦をしていました。

　で、思った。やっぱり箱根がダントツ面白いね〜。都道府県別は短時間で済んでテレビ前に張り付く時間が短めで済むのはありがたいのですが、すごいドラマがあるのはやっぱり箱根駅伝。コースが平坦ではなく、沿道風景の見ごたえもあるし、色々な要素が絡み、三浦しをんさんの「風が強く吹いている」のようなこともありうるかも？と思えてしまうのであります。比較的平坦なところを走るほかの駅伝では、あの小説は成り立たない！



　それはそうと、土曜日に借りた本の１冊、内田樹先生の本、結構難しくて、他の本に飛んだりしているのですが、印象的な一文は、世間の常識、私の無知かも知れませんが、貧困は経済的な指標があるが、貧乏とは主観に過ぎないという意味合いのところでした。



　つまり、貧困の場合、年収やら生活レベルやら、諸々の数字で基準があるものの、貧乏というのは、どんなにお金があっても「あれが欲しい、なのに買えない」「もっともっと欲しいのに」と思ったら、その時点で、その人は貧乏だというのです。

　なるほど〜。これだけ聞けば、くだくだした説明不要。日本人がモノはあっても心が豊かじゃない、と言われるのはそういう事かぁ、と、ズバリと教えていただいた感じです。

　とすると、私のように真性貧乏性ゆえ、買わない、買えない、というのは、ある意味、非貧乏なのかも知れません。少なくとも、気持ちの上では「買おうと思えば、買えるもん」と思ってますから（笑）。それに、欲望の拡がりが著しく狭い。ブランド物には興味がないし、欲しいものは、お安い小旅行や身の丈に合った美味しい食事や、耳や目の保養系の類だけなの。あ、たまに優待欲しさに株が欲しくなったりしますが、そういう「身銭を切らないで済まそう」というために身銭をはたこうとするところが、真性貧乏性の矛盾点かも知れません。(^^ゞ

　昨日の朝、NHKの「経済羅針盤」でイトーヨーカドーの社長が出演されており（この番組の好きなところは、世界に冠たる大企業のトップが出てくると思うと、非常にユニークでいい仕事をしている中小企業のトップも出てくるところです）、ヨーカドーがお客様を呼び込み、売り上げを上げるための工夫というのを披露していました。

　その中で、5000円以上の衣類を買うお客さんに対するバッグ、コートの下取りセールというのがありましたが、じっつは私、それは行きたかったです。結局、セールをやってる期間が年末で、道路が混むだろうからヤダっ！となってしまったのですが（笑）。

　今、買えない理由のひとつとして、もったいながりの私としては、在庫を持ったまま、収納場所も増えないまま、新規購入は出来ないというのがあるのですが、下取りをしてくれて、しかも社長の弁を信じれば、一部はちゃんとリサイクルする（って事は程度の良い品物に限りという事だと思いますので、私が出したものは廃棄になる可能性大なんですが(^^ゞ）という事ですから、そういうルートがあれば、引き換えに新しいものを買ってもと思うのです。

　先週、先々週あたり、アメリカ系通販のセールカタログが届き、毎晩、枕元で見て楽しんでいたんですけど、そして、もう少しで食指が伸びるところでしたが「買ってもいいけど、しまう場所ないじゃん」と思って、考えてる間に欲しかったサイズ、色は売り切れてしまいました（笑）。・・・って事は不要不急な品物なんだよな。

　私のようなタイプが多いと、経済の活性化はおぼつかないよなぁ〜と思いつつ、貧乏性と貧乏は違うかもと思い、むひひ。もっとも、視野の狭まりは、同時に読み始めた茂木さんの本によると、感動が生まれにくく、脳の老化かも？　^_^;



　尚、誰かさんがおっしゃった言葉をお借りしますと、内田先生の定義では、貧乏ってのは、お金がいくらあっても「さもしい」事なんでしょうねぇ〜･･･って事はだよ・・・（笑）。

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