そんなタイトルの映画、恥ずかしくて1枚くださいと言えない、などという声も聞こえてきましたが、オバサンは全然平気だよ〜。平然と3枚ください!と言って近所の友人とラゾーナ川崎で見て来ました。

 舞台は北九州、音楽や車など風俗から察するに1974年頃でしょうか。つっぱり先輩にいびられて練習らしい練習をしていなかったので、ちゃらちゃらするだけのバレー部の顧問として、転任したての美香子先生が就任。

 やる気無しの彼らが無理矢理先生にさせた「一勝したら先生のおっぱいを見せて貰う」という約束から話はスタート。

 キーボードをたたき、あるいは携帯を触って色々な情報を引っ張り出して、み〜んな知ってるよ、というようなタイプとは違い、あの頃は、情報は少ないし、何か知りたい、見たかったら、それなりに動かないことにゃなんともならなかった。泥臭い、汗臭い・・・で不純な動機からとはいえ、頑張ってしまう中学生達をオーディションで選ばれたという少年達が好演。

 朝ドラ「ちりとてちん」で徒然亭草々を演じた青木崇高さんは、関西弁は封印し、九州なまりもなさそうな標準語で美香子先生に好意を寄せる同僚を演じまして、綾瀬はるかさんは相変わらずの可憐なる熱演でございました。続きを読む