本日は近所の友人(って昨日も会ったけど)を誘って、シネマベティに「ペコロスの母に会いに行く」を観に行きました。
昨年に封切られ、キネマ旬報の昨年度のベスト1映画になっている作品なので、すでにご覧になった方や評判をご存知の方も多いのではと思いますが、団塊世代のバツイチ、つるつる頭の息子(その形がペコロスに似ている)と認知症になった母親の交感を描いた作品です。
長崎市の傾斜地にある一軒家に暮らす母、息子、孫息子。息子がアバウトな仕事(ほとんどサボっているようなもの)、孫息子がアルバイトをしている間に、かかってくる振り込め詐欺電話の描き方がユーモラス。認知症の度合いが進みすぎていて、自分が受けた電話すら忘れてしまうので、電話の向こうで詐欺師が一生懸命騒いでいるのですが、赤木春恵さん演じるばあちゃんは受話器を戻さず、家の中をフラフラ歩く、その間に、詐欺師が名乗っていた孫息子本人が帰宅する始末。
買っても買っても、いつの間にか家の中から消える下着が某所から大量に出てきたのがきっかけで、自宅で過ごすのは限界と、ペコロスはこじんまりしたグループホームに母親を入所させ、そこへ会いに行くのがタイトルの所以です。続きを読む
昨年に封切られ、キネマ旬報の昨年度のベスト1映画になっている作品なので、すでにご覧になった方や評判をご存知の方も多いのではと思いますが、団塊世代のバツイチ、つるつる頭の息子(その形がペコロスに似ている)と認知症になった母親の交感を描いた作品です。
長崎市の傾斜地にある一軒家に暮らす母、息子、孫息子。息子がアバウトな仕事(ほとんどサボっているようなもの)、孫息子がアルバイトをしている間に、かかってくる振り込め詐欺電話の描き方がユーモラス。認知症の度合いが進みすぎていて、自分が受けた電話すら忘れてしまうので、電話の向こうで詐欺師が一生懸命騒いでいるのですが、赤木春恵さん演じるばあちゃんは受話器を戻さず、家の中をフラフラ歩く、その間に、詐欺師が名乗っていた孫息子本人が帰宅する始末。
買っても買っても、いつの間にか家の中から消える下着が某所から大量に出てきたのがきっかけで、自宅で過ごすのは限界と、ペコロスはこじんまりしたグループホームに母親を入所させ、そこへ会いに行くのがタイトルの所以です。続きを読む