今日は山に来て以来初めて終日お日様が顔を見せてくれました。 おかげで洗濯物は良く乾きましたが、アスファルト照り返しはますます激しく、無用の外出は手控えたいところ。 でも、あんまりにものらくらし過ぎなので、たまには文化的に美術館訪問と致しました。 平山郁夫シルクロード美術館、シルクロードから奈良へと言うテーマに関心もありました。 何やらブツブツ言ってた夫も地元観光マップ提示で入館料百円引きに惹かれて(笑)、私は数回目、夫は初めての入館と相成りました。 結論! 行って良かった! 他美術館や企業からの借出作品を含め、初期から絶筆となった作品まで、幅広い展示で、特に未完成の絶筆や平城京の下書きには画伯の最後の気迫と執念が満ちていて、素晴らしかったです。 閲覧自由の画伯の著書も置いてあり、走り読みさせていただきましたが、天才とは努力なくしては(そして、良き師や協力者も)現れないと改めて思いました。 著書中には飽きっぽく軽いまま年を食ってしまった私には耳、いえ目に痛い記述も有りましたが、一つだけ、今からでも遅くないと言う部分を見つけました。 それは美しいものを求めて生活する事。 とかく、値段、機能などなどを第一優先として美しさはかなり後回しにする我が身。 勿論、経済力に見合わぬ無理な美の追求は論外ですが、逆に高価な家具什器を置いてもバランスが悪い家があれば、さりげない物を置いて美しい暮らし家もあると思う一文もありました。 連れ合いがその辺りのセンス、意識がほぼ皆無なので(自分だって余り人の事言えませんが(^^ゞ)、かなりハードルが高いですが、そちら方向に向けて努力したいと思います。 …………で、今晩の夕食はコスパ優先ではありますが、庶民的美を湛えていると私は思う山城屋の野菜炒め定食700円でした!
平山美知子
8月16
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