右側の本、図書館で本の入れ替えをした時に館内をうろついて見つけた本です。
これがすごく面白いのです。
江戸時代(近世)の旅行ブーム。お伊勢参りと富士講を筆まめな旅人が残した記録をもとにスポーツ史の専門家である著者が細かく分析しています。
当初は単なる面白本かと思いましたが、それにしてはじみ〜に目立たないところにあって、さらに面白本あるあるの、多くの人が借りていて結構傷んでいる(わざと汚したとかではないタイプの傷み方)ということもなく、きれいな顔をして書棚にありました。
参考文献どっさりのおかたい系のようでいて、観点がとても新鮮で楽しく読めました。
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