コガネムシのつぶやき

−甲斐小泉のドけち指南部屋ー ムダな事・モノは省いて、毎日を楽しく暮らしたい・・・

横浜ニューテアトル

映画の日、二本見ました\(^○^)/

 さすがにバテ気味ではあったのですが、欲とふたり連れ(と、一緒に八ヶ岳に行った友人は言いつつ、荷物が増えるのにもかかわらず、地元産品をいろいろとお買い上げしてくれてました)で、毎月一日の映画の日狙いで外出です。

  いや、本当は接骨院に行くつもりでしたが、既に人が並んでいて最初のワンクールに入れないのがわかり、ならば映画!と切り替えた次第です。続きを読む

なまいきチョルベンと日台映画「南風」

 暑くて、一人では腰が上がらないのですが、友人が付き合ってくれるので、デジタル化された1964年の映画「なまいきチョルベンと水夫さん」を見に、またまたシネマ・ジャック&ベティに行きました。

 原作者は「長靴下のピッピ」で有名なリンドグレーン。

 本編の主人公、チョルベンは、ピッピほどの強烈キャラではないですが、ぶさかわなどと、失敬極まりない賞賛をされている太目で笑顔がかわいくて、でも、口達者な(だから、なまいきという邦題が付いたのですが)チャーミングなキャラクター。

 彼女の暮らすウミガラス島の、近所の仲間たち、家族との、北欧の漁村の素朴な暮らしを描いた作品です。

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「ちづる」見ました。

水曜レディースデーを利用して、今春立教大を卒業して、現在福祉の仕事をしている赤崎さんの卒業制作「ちづる」を見て来ました。

テレビや新聞で紹介されていますから、ご存知の方も多いのではないかと思いますが、赤崎さんが知的障がいを伴う比較的重度の自閉症の妹さんの日常を撮した作品です。

自閉症の妹を撮した作品と言えば、フランの女優さんによる「彼女の名はサビーヌ」が有りますが、あの映画は時代がいささか違うとはいえ、不適切な対応の結果、ちょっと不思議な美少女サビーヌが、あたかもこわれて行くような、見て辛い映画でした。

が、この映画は、かなり早くから障がいが分かり、対応した事も有るようですが(というのは、映画館で買った監督のお母さまが書いた本を読み、分かりました)、お母さんがタフで明るいのです。

数年前にご主人を愚かな酔っ払い運転ドライバーによる貰い事故で亡くされるという不幸を経験しておられると知ると、なおさら、その明るさに驚きます。

特別支援学校の途中からちづるさんが不登校、引きこもり気味となり、こだわりのある彼女との生活は大変。時にはつかみ合いにもなるし、息子さんとの言い争いも映っています。

気丈なお母さんも、お父さんを亡くされて、本当はすごく辛いと言う場面も出て来ますが、一方で、バナナと名付けた子犬がやって来る下りなど、微笑ましい場面、たくまざるユーモアで笑わせてくれる場面もありました。

お兄ちゃんである監督は、シンショーと言う障がい者をからかいや差別する言葉が流行った時に、自分には障がいのある妹がいる事実を封印してしまったと言います。

偶然にも、赤崎さんは一浪して大学に入り、今春卒業と我が家の長男と全く同じ学年、しかもエリアは違いますが、同じ市内ですから、嫌な流行語、中学生の長男も言っていました。

ちづるさんは早生まれなので、学年は一つ上ですが、こちらは二男と同じ平成二年生まれ。なので、硬貨の鋳造年の平成二年にこだわって並べたりもします。

自閉症と言うなかなかに困難な障がいを抱える家族の日常を描くと共に、自分の妹の障がいと向き合えるようになった兄の成長をも描いた作品です。

だから、重たい内容でもあるけれど、爽やかな後味でした。



鑑賞後、有隣堂でかわいらしいクリスマス絵はがき(たまたま業者さんが納入チェック中で、感じ良かったから即買い!)に見本になりそうな喪中ハガキ、加えて鳥瞰図の地理本にかっさプレート付のムックと買い物しまくり! ポイントで稼いだ手持ちの図書カード三千円余りでは不足しました(笑)。

その上に、時間取り過ぎでお目当てのお手頃ビストロのランチ終了だし、次候補の店は臨時休業で昼ご飯食べ損ないました(泣)。

ま、食べない分、図書カードの不足分の埋め合わせ出来たって解釈しますかな〜。f^_^;



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エクレール お菓子放浪記 見ました!

暑さぶり返し二日目。

急な思い付きに誘った友人たちには片端から振られましたが、石巻市などでロケした映画、エクレールお菓子放浪記を見に、毎度おなじみの伊勢佐木町に行きました。

普段は大体ジャック&ベティですが、今回は超久しぶりに横浜ニューテアトルです。

この映画館は伊勢佐木町界隈に三軒だけ残ったミニシアターのひとつ。スクリーン一枚で、実際の歴史は知りませんが、高度経済成長期の前からの娯楽の場、と言う雰囲気のなつかし〜い感じのする映画館です。

地下に有り、映画館としては分かりにくいんですが、ミニシアターならではの作品が掛かります。

お菓子放浪記はかなり強烈な反戦映画ですが、主役の少年のかわいらしさが何とも言えませんね〜。

孤児が放浪するお話ですが、毎度の事ながら、人生経験豊富なオバサンの目にはツッコミどころが結構有りました(笑)。


まず、アキオ君の自転車、ピカピカ過ぎ。それにその頃は既に金属供出でしょうが(そこんところはさすがNHKの朝ドラはしっかりしてますね)。

戦後、アキオ君を探しに来たヨウコ先生、何だって物資不足の時期にアラン編みのタートルなのさ。

そういう大きなのが時代に合わないと気になってしまいますわ。

空襲後の火災の煙が動いてね〜ぞぉ、とかまあいろいろあります。やなおばちゃんですね〜。

しかし、レミゼラブルに出演していたので抜擢されたというだけあってクライマックスののど自慢シーンの澄んだボーイソプラノは本当にきれいです。

日本の少年は照れ屋が多かったからかボーイソプラノと言えばウィーン少年合唱団にお任せ!と言う感じでしたが、彼の歌声は素晴らしいわ〜。

映画の後は有隣堂本店の文房具売り場にハマってしまいました。

ホールマークの千円福袋に惹かれましたが、死ぬまで使い切れない程のメモ帳持ってるんだから、と諦めまして、代わりに手帳に接骨院行った日の印つけるわんこシール、猫好きな兄嫁ににゃんこシール、ウサギ好きな友人にウサギメモ、手帳用にペンもさせる伸縮性があるベルト、友人複数が絶賛しているフリクションペンを一本、ぜ〜んぶいただきものの図書カードで買えました。(^_^)v

しかし、標準小売り価格で買うからこそ、ちっちゃなギフトにまで可愛い包装をして貰え、うっかりしてたら自家用まで袋に入り、エコじゃないなぁ、と思いましたが、たまには気分良く買い物、ってのが、お高いブランドショップではなく小さな文房具ってのが私らしいですね〜。

文房具は普段封じ込めている乙女心の発露として、一番気が咎めません(笑)。

帰りに接骨院、980円カット、と地元に戻るとたちまち渋ちんモードに戻るのです。

そうそう、伊勢佐木町にカルディがオープン。わあい、メープルシロップ買おう!と立ち寄ったら、残念!オーブンは明日なのでした。しゅん。


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